2018年12月13日

電熱ヒーターベスト


モバイルバッテリーで発熱するベストです。

私はかなりの寒がりで、寒い所にいると猫背になるせいか背中がカチカチにこって痛くなります。特に困るのが真冬のサッカー観戦など体が動かせない場面。このような時は貼るタイプの使い捨てカイロを背中に貼り付けます。使い捨てカイロの難点は温度調節ができないこと。

最近、電気で発熱するベストの存在を知り、興味を持ちました。モバイルバッテリーから給電するのでランニングコストは安いですし、温度調節もできます。

これは良さそうだと買う気満々で物色していたところ、サイズの問題に引っかかりました。本来、ベストは小さめの方が見た目も暖かさの面からも良いはず。でも発熱ベストだとどのように重ね着するだろう?アウターでもないだろうし…。想像するに、肌着→シャツ→ベスト→ジャケットの順番か?

実際に使ってみないと使用状況がわからないうえにノーブランド中華製だとサイズ表記があてになりません。そんな時に次の商品が目に入りました。

ARRIS 電熱ヒーターベスト 加熱チョッキ USB



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↑今見たら「調査中の商品」ということで販売停止中ですね。不具合があったのかな?
自分のもしっかり調査してみよう。
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これの特徴はサイド部分がベルクロ(マジックテープ)で調節できるのでS~XXLまで対応可能というもの。温度調節が40~80℃の5段階ある(他は3段階というものが多い)のもポイントが高い。

通常価格は7,700円でしたが、セール時に5,900円で購入。


表面はサラっとした手触りのネオプレーン素材です。青い縫い目が好みでは無かったですが、実物ではそれほど気になりませんでした。伸縮性はほとんど無し。


内側はヌメっとした起毛素材。熱を反射する金属っぽい素材が間に挟まれているかも、と思ってのですが、触ったかぎりではなさそうです。


このようにサイド部分が完全に分離します。


ベルクロで好きな位置に留められます。自分は細身なのでサイドはほとんど二重になってしまいますが、体にピッタリ合わせられますのでイイ感じ。


ポケットが両側にあり、片方(左側)からUSBケーブルが出ています。ポケットの入口の幅は10cm(中はもう少し幅広になっています)、深さは一番浅い部分で12cmほど。10000mAhクラスだと十分入るでしょうが、20000mAhクラスだとはみ出るかも。


胸の「A」マークがボタンになっていて、使用時には赤~青に光ります。けっこう目立つので人によっては嫌かも。私はこの上に重ね着するでしょうから気にならないと予想。


残念だったのが発熱範囲の小ささ。おおざっぱですが下の写真に赤く示したのが発熱範囲。結構狭い範囲です。特に上部分、私は「背中」を温めたかったのですが、これでは「首」ですね。ただし首を温めるというのは寒さ対策として正解ではあります。


気になる持続時間ですが、Q&Aによると「10000mAhのバッテリーを使用する場合、超高温で3-3.5時間使用でき、超低温で13-15時間使用できます。」とのこと。

実はまだ検証ができていません。というのも手持ちのモバイルバッテリーは パナソニック QE-QL201 というかなり古い物で、出力が1.5Aしかありません。一方、ベストは2.1Aを要求します。それはわかっていつつも試してみたところ、最高温度設定(80℃)でもベストは「あたたかい」程度までしか上がりませんでした。

このような使い方をするとバッテリーが触れなくなるほど異常発熱する場合もあるそうですが、パナソニックのバッテリーは「あたたかい」程度でした。さすがパナソニック、保護回路が働いたようです。近いうちに2.1A出力できるモバイルバッテリーを調達しようと思います。

**********2018/12/19追記*************
モバイルバッテリーを新規購入しました。
改めてベストのレビューもしましたので、ご覧ください


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