2018年12月21日

MEGALITH腕時計(三針)


の前に買った同メーカーのクロノグラフが存外に良かったので3針にも手を出してしまいました。

以前、2000円以下で購入した安クロノグラフ。ハード的にはおもちゃなのですが、デザインが非常に気に入りました。


これに気を良くして、同じブランドの三針を買ってみました。価格は2000円を超えてしまい2399円。



これにした理由はコインエッジとも(ロレックスの)フルーテッドベゼルとも違う、ありそうでありながらあまり見かけないベセルのデザインです。文字盤の模様も(写真で見るかぎりでは)綺麗に見えました。

届いた物は一目見るなり期待外れ。まず金属ブレスのデザインが期待とは違います。そもそも写真の段階で2種類のブレスが写っているという適当さですが、クロノグラフと同じ3連ブレスでした。(5連ブレスの方が良かった)

全体的に安っぽさがあふれています。特に期待していたベゼル部分。ちょうどプラスチックにメッキしたような感じでシャープさが全くありません。


文字盤の模様も言葉で表現しづらいのですが、緻密さが無く、一言で言って安っぽい。それからメーカーロゴが致命的に格好悪いです。(これは写真の段階でわかっていたことなので仕方がないですが)

ガラス風防も期待外れ。クロノグラフの方がカーブガラスでしかも無反射コーティングされていたので、これもそうかと期待していたのですが、単なる平面ガラスでコーティングも無しでした。


裏蓋はスクリューバックに見せかけてコジアケです。安時計の定番ですね。電池の種類が刻印されているのは親切。


ムーブも時刻合わせしてみると安物であることがばバレしまいます(ちょっとリューズを回すと針がプラプラ動いてしまう)が、精度等、特に問題ありません。


悪い所ばかり並べてしまいましたが、2000円ですから。こちらが勝手に期待しすぎていただけです。

届いてから3日ほど連続して使っていたのですが、なぜかしっくりくるのです。たまたまブレスの長さが自分に合っていたことも大きいでしょうが、オーソドックスなデザインも理由でしょうか。この時計をしていると「これでいいじゃないか」と言う気になってくるのです。

これは私にとって意外なことなのです。どんなに気に入った時計であっても3日も使い続けると「明日はどれを着けていこうか」と考えてしまうほど移り気な私なのに…。「これ以上何が必要なの?」と思ってしまう自分にビックリです。

その後も結構な頻度でこれを使っています。不思議な魅力がこの時計にはあるのかもしれません。それとも時計への情熱が薄れてきているのかな?(客観的に見れば良いことなのですが)



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