カングーのドアハンドルは前方に付いているので開閉が重く感じられますし、微妙な操作が難しかったです。前の車にはドアハンドルとは別にドアポケットが付いていました。小銭を入れとくのに便利ですし、それ以上にドアの開閉に便利でした。
みんカラを見ると同じように感じている方が多いようで、ドアポケットを追加している人が何人もいます。私もカングーを購入した当初は不便に感じていてドアポケットを付けたいと思っていたのですが、新車に穴を開けるのは…と躊躇しているうちに慣れてしまいました。
もう今さら必要無いと思っていたのですが、最近子供が助手席に乗る機会が多くドアの開閉に苦労している姿を見て、やはりやるべきだろうと思い立ちました。
まずは材料調達。廃車からの部品取りができそうもなかったので通販です。購入したのは「ボルボ S60 V60」用。みんカラでもこれ(と思われる)を使っている人が多く「なぜなんだろう」と疑問に思っていたのですが、Amazonでこれが一番安いからだと思います。価格は1,400円でした。
3面にクッション材が貼られていましたが差し込むときに邪魔なので剥がしました。底に貼るゴムの滑り止めも同梱されています。
商品から型を取り、型紙を作ります。(この写真では型紙が表裏逆になってます。まあ、どちらが正解なのかはわからないのですが)
ニッパーでドリル穴をつなげて取り去ります。ここから穴の縁を綺麗にしようと思っていたのですが、この状態でポケットが収まったのと、ポケットの縁(広がった部分、耳?フランジ?)で汚い切り口が隠れてしまうので横着してそのままにしました。ポケットの縁が大きいのでいいかげんな施工でもそれなりに見えるのがこの商品のありがたいところ。
やる前に気になっていたのがドア内部にあるこの白い樹脂パーツ。以前、ドアの防音・断熱処理をした時にこのパーツの存在を知りました。ポケットが深いとこのパーツに引っかかるのでは?と心配していました。みんカラで同じボルボのポケットを使った人は何も言及していなかったのでたぶん大丈夫とは思っていましたが、実際、干渉することは無くホッとしました。
ポケットを差し込んだだけではグラつくので内部に適当な緩衝材を貼りつけました。
ポケットの縁には両面テープ。いかにも頼りなさげですが緩衝材のおかげで結構ギュッと固定されるので十分でした。両面テープが無くても良かったぐらい。
出来上がり!元々あったかのような自然さです。
運転席側はスペースが無いので悩むことは無いのですが、助手席側はスペースがある分、取り付け位置に迷います。位置が後ろにあるとドアが軽く感じられるのですが、ドアが大きく離れた時に手が届きにくくなりますし、ドアが近くにある時に腕が無理な体勢になります。体をひねらなければならなくなるのです。シミュレーションした結果、この位置に。
私自身は習慣で自然とドアハンドルに手が伸びてしまい、ポケットの恩恵は実感できないのですが、助手席の人には好評です。小銭入れとしては深すぎるかな?パーキングチケットなどを一時的に入れておくのには便利です。
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