カングーのタイヤですが、前回の交換から5年・45,000kmを走行しました。銘柄はミシュラン・プライマシー3(ST)なのですが、溝はスリップサインまで1.5mmほどでしょうか。
減り具合としてはもう少しイケるのですが、ひび割れが気になるようになってきました。
4本ともショルダー部分に全周にわたってひび割れが見られます。前回の交換時もそれまで履いていたミシュラン・エナジーセイバープラスが同じように減りは限界ではないものの大きなひび割れが出来て交換を決断しました。この時のエナジーセイバープラスも5年42,000km走行と今回と同じくらいでしたので、このあたりが日本の気候的にゴム素材の限界なのかもしれません。
生産国は問わないけれどアジアンメーカーではないものが候補です。具体的にはオールシーズンタイヤの先駆け的存在のグッドイヤー・ベクター4シーズンズ、フランス車には定番のミシュラン・クロスクライメイト、個人的に好きなメーカーであるダンロップ・MAXX AS1、安さが魅力のファルケン・HS449 などです。
今履いているタイヤが限界というわけでは無いので今年の冬前になったら交換しようかとノンビリ考えていたらAmazonのセールに遭遇しました。クロスクライメイトはタイヤ店で1本13,000円ほど(タイヤ単品の値段)と下調べしていたのですが、それが11,000円ほどで売っていました。持ち込みとなりますので取り付け費は割高になりそうですが、トータルでは安く済むと判断し持ち込み交換できる店舗のアテもないまま買ってしまいました。
実はこのセールでサマータイヤの ピレリ・チンチュラートP6 が1本あたり5,000円ほどだったので、そちらと大いに迷いました。今までは1本7,000円ほどで交換してきたので(最近タイヤの値上がりが激しいとはいえ)クロスクライメイトはかなり割高に感じていたこともあり、そのクロスクライメイトの半額以下という値段はかなり魅力的でした。個人的に耐久性に難があると思っているピレリですが、この値段なら早めに交換してオイシイところだけ使うこともできるな、と。
結局、オールシーズンタイヤを試してみたいという興味の方が勝り、クロスクライメイトに決めました。
ミシュランには「クロスクライメイト」と「クロスクライメイトプラス」があるのですがAmazonには「クロスクライメイト」としか書いてありませんでした。私の車(カングー)のサイズ 195/65R15 があるのは「プラス」だけということは知っていたのですが、海外市場では「プラス」でないものも存在するかもしれないですし、大口セラーのアマゾンの場合、独自銘柄というのもありえますので若干の不安はありました。
届いたタイヤのサイドウォールを見てみたのですが、どこにも「プラス」の表記がありません。しかし貼られていたシールを見たら「CROSSCLIMATE+」の文字がありました。
次に確認したのは製造時期。4本とも「4919」でした。2019年末(49週目)ということですね。半年前ということでちょっと古い気もしますが、コロナ騒動がありましたので仕方がないのかな?
製造国は「イタリア」。アジア圏でないだけましですが、ちょっとだけ不安感があるのも事実。
特長的なトレッドパターン。静粛性とウェット性能が気になります。サマータイヤだと「a」とか「b」とかの指標(ガイドライン)があるのですが、ネットで調べた限りではオールシーズンタイヤには無いようです。
(オールシーズンタイヤなのであたりまえですが)「スノーフレークマーク」が付いています。高速道路で冬用タイヤ規制の時にもそのまま走れることになっています。もちろん過信はしません。
一つ気になったのがタイヤに黄色(軽点)や赤色(ユニフォミティマーク)のマーキングが無かったこと。ちょっと調べてみるとミシュランは付けていないようですね。前の車からミシュランを使い続けていますが今まで気が付きませんでした。それからミシュランはサイドウォールが柔らかいとよく言われますが、本当にビックリするくらい柔らかいです。
(自社販売の交換と比較して)多少割高になるのは覚悟の上なのですが、あまりに差がある店舗は避けたいですし、そもそも拒否する店舗が多いと聞きます。田舎のせいか持ち込み交換をアピールしている店舗は見つかりませんでしたので電話などで地道に探そうと思っています。
0 件のコメント:
コメントを投稿