2016年1月14日

カングーの異音の原因が判明


この数か月間、カングーを運転しているとカーブや加減速時にゴトゴトという異音に悩まされてきました。


運転席側の後部、スライドドアあたりから聞こえてくる気がするので、そのあたりが音の発生原だと考えていろいろ探していたのですが見つかりませんでした。
最初は荷物が転がっているのだと考えて全て降ろしてみたのですが解消せず、オーバーヘッドコンソールを調べたりスライドドアの内部を調べたりしたのですが根本的な解決にはならず、諦め気分も漂ってきました。車の異音(と雨漏りもかな?)の原因を突き止めるのは難しいですから。

そうこうしているうちに、ここ数日、音が急激に大きくなってきました。それまでは人によっては気にならないレベルだったのですが、誰でも「何か壊れているんじゃないの?」と気付くレベルになりました。それで気付いたのですが、音の発生場所はもっと近い場所のようです。そこで今まで盲点だった運転席ドアを揺すってみた所、音がすることがわかりました。

運転席ドアといえば「ドア落ち」が定番です。前のヒンジか後ろのキャッチかな?と考えて見てみるとすぐに見つかりました。


キャッチのネジ1本が思いっきり飛び出していました。上の写真はヤラセですがこんな感じでした。発見したのが出先で工具が無かった(T30までは常備していたのですが、ここはもっと大きなT40です)ので素手で締めたのですが、素手で回せるくらいネジが飛び出ていたのです。
抜けなくて良かったと安堵すると同時に重大な故障でなくて安心しました。(いや、ネジが抜けていたら重大な故障に繋がっていたかも!)

ネジを締めてあっさり作業完了。力がかかる部分ですので前述の通り、使用工具は比較的大きいサイズのトルクスT40です。

一応、他のドアもチェックしてみたところ、助手席側のリアの一本が緩んでいました。見た目で飛び出しているほどではなかったのですがレンチで回してみると手ごたえが無い程度に緩んでいました。トルクレンチで測ったわけではないのであくまで私見ですが、そのほかのボルトも緩めな感じがしたので増し締めしておきました。
(下の写真は運転席側のリアのキャッチです。)


良い機会なのでドア落ちが無いか見てみました。ズレは大きいですがフランス車はこんなものでしょう、問題があるようには思いません。最近のドイツ車、特にアウディのチリの合い方・狭さはすごいらしいですね、一度見てみたいものです。
数年後にまたチェックするときのために写真に残しておきます。新車の時に写真を撮っておけばよかった…
(ドアの縁に付いている透明なものはエッジガードです) 

運転席・上部
運転席・中央
運転席・下部
助手席・上部
助手席・中央
助手席・下部

さて、問題の異音が解消したかどうかですが、これが見事に解消されました!よかった~!

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