2016年1月28日

洗濯機の防水パンと排水トラップの掃除


洗濯機を買い替える際に防水パンと排水トラップの掃除をしました。


新しい洗濯機が届く前に古い洗濯機を移動させて作業しました。普通はこんなことはしないで交換は設置業者任せなのでしょうが、その場合業者が防水パンの掃除もしてくれるのかな?やっても掃除機で吸い取るくらいだと思っているのですがどうでしょう?

いきなりですが掃除後の写真です。17年間掃除無し(洗濯機との隙間に掃除機も手も届かない)なので、掃除前の写真はグロすぎてとてもお見せできるものではありません。Gの死骸が3つほどありましたし…



防水パンにも種類があるようでして、ただの受け皿で中がフラットになっているタイプ、我が家のように四隅が少しだけ高くなっているタイプ、四隅がもっと高く底上げされているタイプがあるようです。フラットなタイプは排水ホースの取り回しに苦労しそうです。それで我が家のように少しだけ底上げされているのでしょうが、たしかにもっと高く底上げされていれば掃除機のノズルも突っ込めるし掃除がしやすいですね。それぞれの足に別途かさ上げ台を使う方法もあるようですので検討したいと思います。

最近は防水パンを設置しないことが多いようですね。二漕式の時代は選択漕から脱水漕への移し替え時に水がこぼれることが多かったので必須でしたが全自動の今となっては水がこぼれることはまずないようです。それどころか排水トラップが抵抗となってスムーズに排水できないデメリットまであるようです。

防水パンや排水トラップ、外せるところは全て外して掃除したら驚くほど綺麗になりました。かなりの満足感で高揚感さえあります。防水パンは置いてあるだけかと思ったのですが四隅が床にネジで固定されていました。

ここからの写真は排水トラップを全て外した状態から組み付けていく過程です。風呂場の排水トラップはいつも掃除していますので構造はわかっていますが、洗濯機のは初めてですので興味深いです。

まず水が溜まる受け皿をはめ込みます。「防臭ワン」という名前らしいです。


次にパイプ状のものを置きます。風呂場の排水トラップには無い部品なので何かわからずに後で調べたのですが、「泡止めパイプ」あるいは「泡消しパイプ」という部品のようです。名称と形状から推測すると、洗剤の混じった水を防臭ワンに溜まった水に直接流し込むことによって空気と混ざって泡立つことを防止する役割があると思われます。どこかにピッタリはまるものではなく、ただ置いただけという風でちょっと不安になりますが、そういうもののようです。


パッキンを2種類はめ込みます。黒いゴム製のものが下、白いプラスチック製のものが上でしたので、その通りにはめ込みます。こちらも後で調べたら白いプラスチック製のものはパッキンではなくて「スリップワッシャー」と呼ばれるもので、蓋をするときにゴムパッキンがねじれることを防止する(滑りを良くする)ための部品のようです。ですからこれがパッキンの上であるのが正しいです。


「防臭パイプ」をはめ込みます。スライドさせて固定するタイプが多いですが、これはただ置くだけでした。この上からストレーナをねじ込むので置くだけになっているものと思われます。


L字パイプが付いた「ストレーナ」を取り付けます。L字パイプは泡止めパイプと接続されます。ストレーナと排水溝にはネジが切ってあってねじ込むことでしっかりと固定されます。L字パイプとストレーナもさらに分解できたのかな?


これで排水トラップが組みあがりました。ストレーナとL字パイプはフリーで動くようになっているのでストレーナが固定されていてもパイプの向きは自由に変えられます。


洗濯機に付属の排水ホースはこのように接続されます。接続部はインシュロックで固定されていました。この排水ホースはもう使わないので写真撮影の後、外しました。蛇腹が固定できるタイプ(縮めたままとか伸ばしたままにしておけるタイプ)なので何かに使えると思い、排水業者に引き渡さずもらっておきました。





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