前回の続きです。
内部に手を突っ込んで壊れたクリップの破片を回収していたら異物が見つかりました。
ネジ?
しかも折れてる!?
これが異音の原因か?でもこんなに小さなものが転がっている音ではないな~、と思いつつこのネジの本来あった場所を探してみると…
ありました。窓ガラスが上下するためのレールの下側を固定しているネジがありません。そういえば助手席側は外から外板を叩くと「ゴン」と響く音がするのですが、運転席側はその音に加えて「ビーン」という振動音がしていました。その振動音の原因はこれでした。
折れたネジを回収するのは面倒だな、と思ったのですが、実際にはレール直ではなく金具を介して固定されていたので回収は簡単でした。同じ太さ・長さのタッピングビスを用意して簡単に復元完了です。
疑問に思ったのが開閉ハンドルのケーブルの引き回し。
こちら側はスポンジで養生してあるのに
反対側はなにもありません。アウターケーブルは動かないので支障ないのかもしれませんが、もしかしたら異音の原因の一つかもしれません。一応こちら側にもスポンジを付けてやります。
内側に防音・断熱材を貼りつけます。天井に使用した残りの「東レペフ」です。窓ガラスの動作に干渉しないように貼り付けます。写真からケーブルの養生がされていることもわかると思います。
あとは元に戻していくだけなのですが、破損したクリップを取り換えなければいけません。下の写真、右が純正のクリップ、左が新調した市販クリップです。穴の大きさが8.5mmのものにしました。
助手席側も同様にしました。こちらはクリップの破損が9個中2個となぜか生存率が高かったです。
肝心の異音なのですが、残念ながらやはり解消されませんでした。
防音の方なのですが、今までいろいろやってきたおかげでかなり静かになりました。一つ一つは劇的な効果は感じられませんでしたが、それぞれの積み重ねで全体ではかなりの効果です。ただし車体前方部分は何もしていませんのでエンジン音がかなり目立つようになりました。
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