2016年2月9日

アルファードのナビを走行中も操作できるようにする


ネットでやり方を調べました。


車は平成22年式のトヨタ・アルファード(UA-ANH10W)。

家族車なので良くわからないのですがメーカー名が入っていないところを見るとメーカーオプションのナビ(オーディオセンターユニット)のようです。

走行中に目的地を設定したいとき、ナビを操作しようとしてもできません。これがすごく不便です。一般道なら停車も可能ですが、高速道路走行中に操作したい時などに困ります。もちろん運転手が走行中に操作するなどもってのほかですが、助手席の人の操作も排除するのはどうかと思います。メーカーオプションなので厳めに作られているのでしょうね。これをなんとか操作できるようにします。


シフトノブを外します。左回しで外れます。接着剤でも塗られているかと思いましたがそんなことはありませんでした。


先人の忠告に従いシフトロックボタンが落ちないようにガムテープで貼り付けます。


パネルを外します。内装はがしで下から外していくのが良いようです。パネルを外す時にシフトレバーが引っかかったので一旦キーオンにしてニュートラルに移動させました。そのためナビの電源が入っています。ニュートラルにする際には念のため輪留めをしました。


パネルをちょっと浮かせてコネクター類を外します。そうすると完全に分離できます。簡単です。さすが国産車。


ユニットは4隅をネジで固定されています。ネジを外しユニットをて引き出します。この状態で作業しました。前車シトロエンはユニット奥の配線がスパゲティ状態でいったんユニットを引き出すと元に戻すのが大変でしたが、こちらはスッキリとしています。さすが国産車。(大事なことなので2回…)


ターゲットは灰色の5ピンのコネクタです。


ユニットから外しました。5ピンソケットですが使用されているのは1番(左の水色)と3番(右の白地に赤)だけです。1番はパーキング、3番は車速です。


配線図と言うほどのものでは無いですが、以下のように配線します。必要なのはスイッチとリード線だけです。アクセサリやバッテリ・ラインが必要ですと多少面倒ですがGNDに落とすだけなので簡単ですね。



・水色の線を切断し、車両側は絶縁して放置、ユニット側は接地します。(後述)
・白地に赤の線を切断し、途中にスイッチを挟む。


接地方法ですがユニット奥にパイプフレームがありネジ山を発見しましたので有りあわせのナットで接続しました。ステンレスネットしかなかったので鉄にステンという組み合わせになってしまいました。腐食が心配ですが車の寿命分くらいは大丈夫でしょう。

この部分(パイプ)がGNDに落ちているのかわかりません。テスターを持ってくるのが面倒で調べてありませんがおそらく大丈夫だと踏んでいます。それよりも常時パーキングブレーキがかかっていると認識させるわけですから走行中もパーキング認識で良いのか?という不安があります。ネット情報では問題ないようですが。


スイッチの配線は使っていないスイッチを利用して外に出しました。同乗者が操作するのでなるべく助手席に近い所にしました。


この外した部品に穴を開けてスイッチを固定するのがスマートなのですが元に戻す時のことを考えて使わないことにしました。


手ごろなプラスチック板を利用してこんな感じに固定しました。両面テープで張り付けただけですが「押す」力しかかからないので大丈夫でしょう。たまたま会ったスイッチですが、ホタルスイッチなのでOFFにしたら光らせたかったのですが、電源の引き出しが面倒だったことと(このスイッチは詳細不明の部品のため)12Vで光るのかわからなかったため止めました。


このスイッチをONにすると車速が入り、OFFにすると入らなくなる(停車と認識させる)わけです。普段はONにしておいて、走行中に目的地などを設定したい場合にOFFにし、設定が終わったら再びONにするという使い方です。OFFにしっぱなしではGPS信号も入力しなくなるのでナビゲーション中はONにする必要があるらしいです。

副産物として走行中もテレビが見られるようになるそうですが、この車にはアナログチューナーしか無いので関係ありません。空いている4番ピンをGNDに落とすと長時間テレビが見れる?という情報があり、意味は無いとしてもせっかくなので処置しておこうかとも思いましたが、コネクターのピン(金属部分)が手に入らなかったのでやっていません。

テストした結果、もくろみ通りに動作しました。先人のみなさんありがとう。



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