2016年2月12日

日立空気清浄機 EP-LVG70


日立の空気清浄機 EP-LVG70 を購入しましたのでレビューします。


日立 EP-LVG70

加湿量:最大約700mL/時(ターボ風量時)
加湿方式:気化式
タンク容量:約2.5L
本体寸法:高さ669×幅360×奥行254(mm)
質量:12.0kg
空気清浄適用床面積:~32畳(53m2)
加湿/除湿適用床面積:木造和室~12畳、プレハブ洋室~19畳
集塵フィルター/脱臭フィルター寿命 10年
加湿フィルター寿命 120か月

既に我が家にはシャープの空気清浄機(加湿機能の無いプラズマクラスター搭載機)があります。シャープは寝室に置いてあるのですが、これからの花粉の時期に備えてリビングにも欲しくなりました。
ちょっと事情があり選べる状況になかったので特に前知識も無く購入しました。空気清浄機能はHEPAフィルターを使用している時点でどの機種もそれほど大きな性能違いも無いだろうとも考えました。空気清浄機といえばシャープが筆頭でしょう。それに遅れて続くのがダイキン、パナソニックあたりで、そこまででほとんどを占めるのでしょう。その他のメーカーはほとんど売れていないのではないでしょうか。

今時「日本製」というのがうれしいです。


電源OFF時には前面パネルには「MENU」と「HITACHI」しか表示されていません。前面パネルはガラス素材で我が家には不釣り合いなほど高級感があります。重さもかなりありますが底にキャスターが付いていますので移動は楽です。


電源を入れるとこのように表示されます。電源ボタン以外はタッチセンサーです。今はここまで進化しているのかと驚きました。吹き出し口の蓋は電源連動で自動的に開閉します。


デフォルトだと一定時間で下の写真のように表示項目が少なくなります。右の緑のランプはクリーンモニターで状況により色が変化します。左の数字は湿度で、温度表示と切り替えられます。もちろん全て表示したり全て消灯することもできます。


背面から吸気します。


上面には吹き出し口(電源連動で自動開閉します)と電源ボタンがあります。どこを見まわしてみてもボタンらしいボタンはこの一か所のみです。


右サイドには加湿フィルター交換用の扉と給水タンク取り出し口があります。


こんな感じに開きます。


取り出した加湿フィルター。スポンジを編んだものと言うのか何とも表現し辛い素材です。寿命は120か月ということなので夏には使用しないと考えると交換することはなさそうです。(交換部品としては販売されています)


こちらが集塵フィルター。HEPAフィルターなので性能は十分でしょう。寿命は10年ですのでフィルター交換する前に本体買い換えかな?


集塵フィルターの奥に脱臭フィルターがあります。集塵フィルターと同じく寿命は10年で水洗い可能です。


こちらが給水タンクです。


タッパーのように蓋が外れます。内部には水位検出のフロートがあります。


蓋は載せてあるだけですし、そもそも蓋に穴も開いています。ですから給水時には水がこぼれないように注意が必要です。雑には扱えませんが以外とこぼれません。上部の穴がポイントでうまく空気の圧力を逃がしているのかな?正確には振動で上部の穴から水があふれてくるのですが、その水はまた穴から内部に戻って いくのです。

この給水タンクと給水トレイが一体化している点がこの機種の最大の特徴でしょう。
普通は 給水タンクと給水トレイは分かれています。タンクとトレイが分かれていると給水が楽というメリットがあります。タンクに蓋が出来るのでこぼれにくいですし、こぼれにくいのでタンクを大型化できます。一方で給水トレイにはずっと水が溜まったままとなり、雑菌が繁殖しやすくなります。加熱式(ヒーター式)と違って殺菌できないので最悪、雑菌を空気中にまき散らすことにもなりかねません。

一体型の場合は給水の度にタンクの水も入れ替わるので雑菌が繁殖する可能性は比較的低くなるのがメリットです。デメリットとしては加湿フィルターと接する必要上密閉できず給水時に水がこぼれたり、こぼれやすいために容量の大型化ができないということになります。

どちらも一長一短ですが、個人的には給水トレイの掃除の手間は厭わないので、別体型の方が好みです。これまでリビングで使用していた三洋電機 CFK-VWX07Cのタンク容量が4.5リットルなのに対して日立は2.5リットルで約半分です。加湿性能は同じ700mL/時なので給水頻度は2倍になります。ちょっと面倒に思います。


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