2016年2月4日

Symantec Endpoint Protection Manager インストールパッケージ作成方法


Symantec Endpoint Protection Manager (以下SEPM)からクライアントに配布するインストールパッケージ(プログラム)を作成する方法を説明します。


クライアントに Symantec Endpoint Protection をインストールする場合、CDや公式サイトからクライアント用インストールファイルをダウンロードしてインストールするする方法がありますが、SEPMからインストールパッケージを作成して、それを元にクライアントにインストールする方法が効率的です。

SEPMの管理下に置く場合はもちろん、管理下に置かない場合でもこのインストールパッケージを使用できます。

①SEPMにログインし、「管理」→「インストールパッケージ」→「クライアントインストールパッケージ」を選択します。


②右ペインにWindows64bit、32bit、Mac、Linux等、各種パッケージが表示されます。ここにはSEPMをアップデートするたびに新しいバージョンのパッケージが追加されます。古いバージョンのパッケージはそのまま残るので必要なければ削除することもできます。
エクスポートしたいパッケージを右クリックし、「エクスポート」を選択します。

③エクスポートの設定をします。主な部分だけ説明します。


・「エクスポートフォルダ」…文字通り出力するフォルダを設定します。

・このパッケージの単一の.EXEファイルを作成する… チェックを入れるとXXX.exeの単一のファイルが出来ます。クライアントでこのファイルを実行するのですが、自動解凍する時間がかかりますので私はチェックを外しています。この場合は多数のファイルが出来ますのでsetup.exeファイルを探して実行することになります。

・「エクスポートの設定」…クライアントを管理外とするか、管理する場合にはどのグループに属するかを設定します。

・「このパッケージの内容を選択してください」…選択ボタンをクリックすると次のダイヤログが表示されます。 「全てのコンテンツ」を選択するとパッケージに定義ファイルも含まれますので容量が大きくなります。すぐにクライアントでインストールする場合にはこちらを選択しますが、私は「基本コンテンツ」を選択しています。この場合、インストール終了後にクライアントでLiveUpdateが走ります。


④設定が終了したら「OK」をクリックすると指定場所にインストールパッケージが作成されます。

⑤クライアントにてインストールパッケージを実行します。管理下を指定した場合には自動的にSEPMの管理下に入ります。





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