DELL Inspiron 1520 Windows10 Fall Creators Update

いまさら使っている人がいるとは思えませんが、DELL Inspiron 1520 を Fall Creators Update にアップデートできましたので報告します。
このノートパソコン、購入したのが2008年初頭なので、このたび晴れて丸10年使い倒したことになります。2015年にサブマシンへと降格した後も時々使っています。良いマシンだと思います。

Windows XP sp2 から順次アップデートして使い続け、Windows 10 になりました。ところが Anniversary Update にアップデートしてからディスプレイドライバによるハングアップが発生するようになりました。この時の経緯は過去記事に記してあります。

この時は最終的に解決に至っていませんが、この記事を書いた後、「Display Driver Uninstaller（DDU）」というフリーソフトでNvidiaのディスプレイドライバを削除しWindows標準ディスプレイドライバを使う→「Show or Hyde Updates」でNvidiaのディスプレイドライバがWindowsUpdateで当たらないように設定（これが出来るようになった）することで解決しています。

次に Creators Update が出たのでアップデートしようとしたのですが出来ませんでした。アップデート途中でハングアップしてしまうのです。アップデート途中にNvidiaのディスプレイドライバが当たってしまうからだと思われます。クリーンインストールでも同様にダメでした。そのためしばらく Anniversary Update のまま使用していました。

Fall Creators Update が出たので、もしかしたら不具合が修正されているかもしれないと思い、アップデートしてみました。そうしたところ「一瞬」成功しました。「一瞬」というのは、一連のアップデートが完了し、デスクトップ画面まではたどり着くのですが、その後少し時間が経つとハングアップしてしまうのです。そして強制再起動後は前の状態（Anniversary Update）のロールバックしてしまいます。（ Creators Update の時はこの「一瞬」までたどり着けなかったので違いが見られます）

どうやらアップデートの最終段階で起動後にWindows Updateが実行され、そこで Nvidiaのディスプレイドライバが当たってしまうようです。「Show or Hyde Updates」でNvidiaのディスプレイドライバが当たらないように設定しているのですが、小さめのマイナーアップデートではそれが生きているのものの、メジャーアップデートなどの大きいアップデートではそれがクリアされてしまうものと思われます。

ともかく一瞬でもデスクトップ画面までたどり着けたらしめたものです。 Fall Creators Updateへのアップデートでデスクトップが表示されたら、急いで Anniversary Update の時と同じ手順でNvidiaディスプレイドライバを削除し、Windows標準ディスプレイドライバしか使わないように設定します。

毎度毎度のことなので手順としては覚えているのですが、起動後、数秒でハングアップしてしまうので、その前にセーフモードで再起動（セーフモードならハングアップしないので作業ができる）しなくてはなりません。セーフモードで起動する手順については次回、書こうと思います。→記事にしました。

その後も大き目のマイナーアップデートのたびに同じ不具合が出ますが、これも同様の修復手順にて復旧しています。下のスクリーンショットは2017年11月時点なのでビルドが 16299.64となっていますが、最新では19299.192になっています。