2018年1月15日

Windows10をセーフモードで起動する


Windows10では昔ながらの「F8」キーでのセーフモード起動ができません。

私のような古い人間は起動時に「F8」キーでセーフモード起動させるというのが当たり前と考えているのですが、Windows10ではそれができません。では、どのようにセーフモードにするのかと言うと、以下の方法があります。

① 修復ディスクやインストールディスクから起動
まったく起動しなかったらこれでやるしか無いですね。でもこの場合、そのままでは後で示す「スタートアップ設定」が出てこないので、コマンドプロンプトからコマンドを打ち込む必要があります。(割愛)

②F8キーを有効にする
BIOSの設定が必要ですし、機種によっては使えないかもしれません。また、OS側の設定が必要との話もあります(つまりOSが起動しないと不可)。特殊な環境を構築するため何度もセーフモードを呼び出したいなど、よっぽどの理由が無い限りは必要ないと思います。

③「設定」から再起動
「設定」→「更新とセキュリティ」→「回復」→「 今すぐ再起動」
最もノーマルな方法かな?

④システム構成(msconfig)から起動
システム構成の「ブート」→「セーフブート」にチェックを入れて再起動
※逆に通常モードで起動したいのにセーフモードで起動してしまう場合があります。その場合はここのチェックを確認します。

⑤シャットダウンコマンド
コマンドラインから「shutdown /r /o /t 0」を実行します。「/o」がオプションを呼び出すパラメータです。

⑥自動修復
システムに不具合があることをOSが認識すると「自動修復」画面になります。自動で出てこない場合、起動途中のWindowsロゴ画面時に電源ボタン長押しで強制終了を何度か繰り返すと「自動修復」画面が出てきます。なるべくならやらない方が良いでしょう。

⑦「Shiftキー」+「再起動」
通常の再起動と同様、スタートメニューから「電源」→「再起動」をクリックするのですが、「再起動」をクリックする際に「Shiftキー」を同時押しします。

私の場合、ディスプレイドライバの不具合で起動数秒後にハングアップしたことがありました。この時は⑦の方法でセーフモードを起動しました。他の方法では時間が足りなくて作業中にハングアップしてしまうからです。
冒頭で「以下の方法があります」なんて偉そうに書きましたが、実際にはこのトラブルがらみで調べた結果です。

いずれかの方法で再起動すると「オプションの選択」画面になります。
→「トラブルシューティング」


→「詳細オプション」


→「スタートアップ設定」


→「再起動」


→「F4キー」


 これでセーフモードで起動します。
その後、再起動すれば通常モードで起動します。再度セーフモードで起動してしまった場合は、上に書いたシステム構成(msconfig)を確認してください。






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