2018年1月30日

WiFiルーターを交換


無線LANの調子が悪いので、親機を Aterm WG2600HP2 に変更しました。

ここしばらくPCのWiFi接続が思わしくありません。現象としては1台のPCだけネットワーク接続ができなくなるというものです。PCから見るとアイコンや接続状況は正常に見えるのですが、実際には通信不可というものです。2.4Gでも5Gでも起こります。その他のスマホ、ゲーム機、Fire TVなどに問題はありません。

PCのWiFiを再接続すれば復旧します。3クリック(アイコンクリック→切断→接続)、ほんの数秒で復旧するので意外と面倒ではないのですが、嫌なことには違いありません。

普段Wifiに接続しているPCはこの1台だけ(ASUS X751LDV)なのですが、不具合が発生しているのはこれだけ(スマホ類は正常)なので、PC側の問題と考えるのが自然です。とりあえずドライバを最新にしましたが解消しません。以前はこのようなことはありませんでしたので、ドライバが更新されたせいか、あるいはルーターが故障したのかもしれません。

ネットで調べると次のような設定変更をする方法が出てきました。さっそくこの2つを行ってみましたが効果ありませんでした。

・「電力の節約のために、コンピューターでこのデバイスの電源をオフできるようにする 」のチェックを外す

・「ローミングの積極性」を最低にする

さらに調べると「Intel と Atheros の相性問題」というものがあることがわかりました。Intel製チップを搭載した子機とAtheros(Qualcomm)製チップを搭載し親機との間で不具合が出るというものです。今回の場合、子機は Intel 7260HMW(換装しています) 、親機は NEC Aterm WR8700N なので、まさしくこれにあたります。

子機のドライバのバージョンによっては不具合が出ないものがあるそうなのですが、一つ一つ探すのが面倒です。子機か親機を交換するのが手っ取り早いです。子機を交換するのが安く済むのですが、親機を買い替えることにしました。WR8700N も古い機種なので、これを機会にACにしてみたかったのです。

本来であれば Atheros 以外の Broadcom などのチップを搭載したBuffaloなどを選択すべきなのですが、結局、買ったのは Atheros 搭載の Aterm WG2600HP2です。相性問題が出たのは数年前なので最新機種では問題ないだろうと予想しました。そして何より私は(ルーターに関しては)NECが好きで、既にWG2600HP2を2台使っているからです。


WG2600HP2は発売から1年以上経過していますので早々に後継機種が出てきそうですし、最近話題になったWPA2の脆弱性に伴いWPA3の普及が早まりそうなので、本当は、今は買い時ではないと思います。今買うなら1800HP3の方がコスパ的に良いと思います。



3台の無線LANルーターを直列に接続しています。以下のような接続になっています。「-」は有線、「…」は無線です。詳しくは過去記事を見てください。

(ルータ)-(2600ブリッジ)…(2600コンバータ)ー(2600ブリッジ)…(PC)

NECが配布している「Aterm検索ツール」で見ると以下のように出てきます。3台ともPCから設定変更できるので非常に便利です。フラッグシップ機を3台とは我ながら贅沢ですが、母屋のネット環境をただ乗りしているので月々の通信費がかからないから贅沢できるのです。


SSIDや暗号化キーはそのまま流用したので簡単に交換できました。交換後は不具合は解消された!と思ったのですが、実際には解消されませんでした。以前のようにまったく通信ができなくなることは無いのですが、速度が極端に遅くなる(普段の100分の1程度に落ちる)のです。程度の差はありますが現象としては同じだと思います。

そうなると問題は子機(7260HMW)にあるのですが、既にインターフェースはM.2に移行しています。mini PCI-E としてはいまだに 7260 が主流のようです。換装前の Atheros AR5B125に戻すのも考えます。



お役御免となった WR8700N です。お疲れ様でした。7年ほど使ったでしょうか?不具合は解消されませんでしたが、そろそろ替えたいと思っていたところなので後悔は無いです。




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