2019年3月18日

BSアンテナ


4K放送対応のBSアンテナに取り換えました。

先日、東芝4Kチューナー TT-4K100を購入したのですが、アンテナは古いままです。右旋だけにしか対応していないのは承知ですが周波数帯域の関係でしょうか、なぜかNHK以外は映りませんでした。アンテナを4K対応のものに取り換えます。

アンテナの選定ですが、意外とあっさり決まりました。以前から豪雨時などに映らなくなることが不満でしたので通常の45口径より大きくしたかったのですが、値段が安いものは50口径(直径50cm)の「DXアンテナ BC503S」しかなかったのです。



安いといっても約1万円と45口径の倍近くします。しかし他社(マスプロ、日本アンテナ、サン電子等)はもっと高いですし、さらに大きい60口径以上だと4万円以上で手が出ないです。

さっそく工事開始。今までの物と並べてみたら大きさが変わらない?!よくよく見たら今までの物も50口径でした。これでは豪雨時の受信改善は望めません。ちょっとガッカリ。


写真↓は旧アンテナの受信レベル。TT-4K100の画面なのですが、昔と違って「信号強度」とは別に「信号品質」という数値があるのですね。「信号品質」はおそらくS/N比を見ているのだと思いますが、これは非常に参考になります。我が家は地上波が弱電界地域なのと二世帯住宅で分配数が多いためブースターが取り付けられているのですが、「信号品質」を見ると増幅レベルの調整が格段にやりやすくなります。


こちらが新アンテナ。ブースターのレベル(BSは7割程度になっていました)は変えていません。強度は70→68とちょっと下がりましたが品質は49→57と大幅に上がりました。


この後、ブースターのレベルをゼロにしたところ強度60・品質60程度になりました。BSは「弱電界地域」とかありませんから、いくら分配数が多いとしてもブースターは必要ないことが分かりました。

ブースターはいらないということになりますが、アンテナへの電源供給の役割がありますので、各チューナーの電源供給は全てオフにできるので設定がわかりやすい利点はあります。そもそも我が家の場合、ブースターが混合器の役割も持っていますので外すことはできないのです。

アンテナはベランダからアクセスできる場所に立ったポールに取り付けてあります。余談ですが、いつかアンテナを取り換えることもあろうかと家の外壁工事で足場が組まれた時に手の届かないポールの先端にあったアンテナを下に移動しておきました。それが今回、役に立ったというわけです。

アンテナ角度調整は大きなテレビを動かすことが困難だったので、チューナーにパソコンディスプレイを接続し、それをベランダに置いて受信レベルを見ながら調整しました。写真の写り込みが激しいのはそのためです。

BSアンテナの角度調節は4~5回やった経験があるのですが、いまだに苦労します。なぜかというと左右の調整時にゆっくり動かしても(衛星の方向を通り過ぎているはずなのに)反応しないのです。想像ですがデジタル特有の遅延があるのではないでしょうか。 ちょっと動かしたら止まる動作を繰り返さないと反応しないような気がします。チューナーのレベルで確認するより↓このようなレベルチェッカーの方がやりやすいかもしれません。



上のようなアナログのレベルチェッカーは昔からあるのですが、今はデジタルのレベルチェッカーもあるのですね。ちょっと惹かれますが、さすがに使用頻度が低すぎるので買いません。



一度反応が出たらしめたものです。その後の微調整は比較的簡単です。また、上下方向(仰角)についてはそれほどシビアではありません。結構動かしても数値に変化が無い(なぜなんだろう?)ので逆に決められないほどです。

着々と環境が整うと、いよいよ4Kテレビを買いたいという物欲が湧いてきます。でも格安テレビに普通に4Kチューナーが載るようになるまで(今年の年末かな?)ガマンガマン。



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