2015年4月10日

標準時計技術読本


基礎時計読本とならんで紹介されることが多い本です。


著者:米国時計学会日本支部
出版社:グノモン社
本体価格:5,600円

基礎時計読本と同様、絶版となっていて手に入りにくい状態でしたが、2004年頃ラ・テール出版局から復刻されました。

内容は基礎時計読本と打って変わって「修理」方法が詳しく記載されています。
前書きには「この本は、アメリカのブローバ時計学校の教科書を我国の実情に合わせて編集し直したものです。」と書かれています。また、「この全編を我がものとすれば、大体米国時計学会高級時計師試験に合格する程度の実力を養うことができます。」とも書かれています。

まさしく教科書的で豊富な図で詳細に説明されています。教科書として作られたのですからあたりまえなのですが、面白味は無いです。詳細に説明されているのですが何故か実践的な感じがしません。なぜかと考えたら「現実世界ではこの部分が壊れる」ようなノウハウ的な要素が全くないからだということに気付きました。ですからあまり面白味が感じられないのですね。それでも興味がありますのでどんどん読み進める気になります。(もちろん理解できているわけではありません)











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