2015年4月8日

交換後タイヤのインプレッション


カングーのタイヤを Michelin Energy Saver Plus から Michelin Primacy 3 ST に交換してから2,000kmほど走行しました。そろそろ本来の性能に落ち着いたと思われるのでインプレッションしたいと思います。


交換したときの記事はこちらです。
カングー タイヤ交換

交換直後の印象はあまりかんばしいものではありませんでした。たとえ同銘柄のタイヤでも硬化してすり減ったタイヤから新しいものに交換した直後は素晴らしく感じられるものです。それを考慮すると「あれ?そんなに良くないな」というのが第一印象です。

その後ある程度走行した後ではもう少し好印象に振れています。
以下、エナジーセイバーと比較したプライマシーのメリット・デメリットです。
使い古しと新品との差を排除したつもりの評価です。(新品状態のエナジーセイバーの記憶はかなり古いのであまり自信はないのですが)

メリット
・静か
・ハーシュネスが少ない
・柔らかい
・ドタバタしない

デメリット
・揺れが大きい
・しっかり感に劣る
・ロードインフォメーションが少ない

同等
・燃費

エナジーセイバーが固く引き締まった感じだったのに比べ、プライマシーは柔らかい印象です。乗り心地に関してはプライマシーが良いでしょう。しかし運転したときの「しっかり感」は断然エナジーセイバーが上です、エナジーセイバーはダンピング性能が高く踏ん張り感があります。また路面とのコンタクトに優れていて運転していて安心感があります。プライマシーは揺れがピタッと収まらない感じがします。

総評としてプライマシーは(エナジーセイバーも一応「エコ」をうたっていますが)特にエコタイヤという印象は受けません。転がり抵抗の低さは実感できませんし燃費も変わらないようです。反面、エコタイヤにありがちなグリップの低さも感じられません。
このタイヤは「エコタイヤ」というよりは「コンフォートタイヤ」に分類されるものだと思います。

一般的にはプライマシーの乗り味の方が好まれるでしょうが、国産ミニバンではなくあえてカングーを選ぶ人にはエナジーセイバーの乗り味の方が好まれるのではないかと思います。


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