用途としては車中泊、会社での寝泊り、自宅で一人で寝たい時などです。アウトドアでも使うかもしれませんが、極寒期にキャンプをすることは考えられません。購入動機で最も大きいのは災害対策です。
購入したのはこちらの商品。普段から2個セットで3,980円という安物ですが、タイムセールで3,184円でした。1個あたり1,600円ほどですね。
災害時の使用を重視しましたので、種類としては封筒型しか考えませんでした。封筒型でしたら足だけ開けることや全身を開けて布団のように使えますので季節を選びません。また、家族で使いますので封筒型でしたら連結できる(ものもある)ことも魅力です。2つを連結すれば子供が小さいうちは3人で寝られるでしょう。
寝袋の購入にあたっては「どのくらい暖かいのか」ということが気になります。ちょっと調べたところ温度表示としては「最低使用温度(限界温度、耐寒温度、リミット温度、下限温度)」と「快適使用温度(コンフォート温度)」の2種類表示されることが多いようです。最低使用温度は外で活動するときの服装で寝袋に収まって(快適ではないものの)なんとか睡眠がとれる温度のことで、快適使用温度はパジャマなどの薄着で寝袋に収まって快適に睡眠がとれる温度のことだそうです。
そかし客観的な評価基準が無いのでメーカーによっても違いますし、使う人によって感じ方が大きく違うので、あまりあてにならないようです。ダウンでしたら「フィルパワー」という基準があるのですが、安物は化繊なので基準がありません。
一般的には「予想される最低気温から暑がりな人は5度、寒がりな人は10度を引いた温度が最低使用温度の寝袋を選べばよい」とのことです。
今回購入したものは「耐寒0度まで、快適温度5度以上」と書かれていますので、寒がりな私の場合は気温10度以上でしたら使用可能と推測されます。私の住んでいるところは温暖とは言え、真冬は0度を下回りますので冬はほとんど使えないことになります。
ただしキャンプ等は毛布を持って行くでしょうし、災害時でも毛布くらいはあるでしょうから何とかなるでしょう。いざとなったら寝袋の2重重ねも考えています。私はかなりのガリガリ体形なので2重重ねも大丈夫でしょう。それも踏まえての2個セットです。
購入時には同じ色同士や色違い、どちらも選べます。色が違うと長さが違って連結できないとのレビューがありましたので悩みましたが、結局色違いを選びました。
予想はしていましたが結構大きくて重いです。小さければ車に積みっぱなしにしようかと思いましたが、これではさすがに邪魔です。重さはカタログ値では2個で2.7kgですが、実測では2.9kgでした。
右側と左側、専用品です。(写真では位置が逆ですが)
「GOUTAR」の表記がありますが、ノーブランド品でしょう。
側面のジッパーは上と下、両方にタブがあり、上側は勝手に開かないようにマジックテープで留められるようになっています。
側面にジッパーがあるのは片側(連結する側)だけです。
上下のジッパーが合わさる部分には隙間があります。このへんは安物だから仕方がないところでしょうか。
完全に広げるとこんな感じです。サイズは210×75cmなので広げると150cm幅になります。
首元はドローコードで 縮められます。
連結してみました。
レビューにあった通り、緑(RIGHT)の方が青(LEFT)より数センチ長いです。レビューを書いた人は返品したそうですが、私は実用上何の問題も無いので良しとします。
こっちの方は問題です。足元の合わせ目ですが、これだけ大きい隙間ができます。冬はここを何とかしないと寒くて寝られないでしょう。まあ、本当に寒かったら連結する気にはならないでしょうが。
二重重ねしてみました。私は細身なのでこれで十分入れます。
写真では中綿の量が分からないとは思いますが、特に少なくも多くもなく、予想通りでした。
気温5度くらいの室内で寝袋に入ってみました(就寝してはいない)が、敷布団があって厚着をしていても寒いという印象でした。我慢すれば寝られないこともないとも思いましたが、やはりこの程度の気温でも私の場合は二重重ねが必要だと思いました。
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