2017年2月4日

エンジニア 圧着ペンチ


持っていたホーザンとは別のメーカーの圧着ペンチを購入してみました。


エンジニア(ENGINNER) 精密圧着ペンチ ダイスセット PAD-01


長年使用してきたホーザンの圧着ペンチがイマイチ使いこなせていないので別のメーカーも使ってみようかと思い立ちました。それがエンジニアです。


ケース入りです。写真では大きく見えますが、実際には小さいです。


買う前は3種類のダイスが付属しているので多くのサイズに適用すると思っていました。しかし届いたものをしげしげと観察すると、使えるのはダイスの片側だけです。こちらは「大」ダイス(PAD13S)。


こちらが「中」ダイス(PAD12S)。


「小」ダイス(PAD11S)。


良く見るとサイズがかぶっていて、「小」と「大」で「中」のサイズを満たしていることがわかります。つまり理論上は「中」は必要ないのですが、実際には使う人の必要とするサイズ域は大体決まってきますのでダイス取り換えの手間を考えると、このようなサイズ展開になるということでしょう。

それにしてもホーザンのサイズ構成とはまったく違いますね。ホーザンの方が細かく分かれています。

エンジニアお得意のグリップ形状です。バネの力で開くようになっており、ロックも付いています。支点の内側はワイヤストリッパーになっています。ここにダイスがあっても力をかけにくいので、こちらの方が好ましいです。


エンジニアはダイス厚に変化を付けています。対するホーザンはダイス厚は一定です。(ただし私の持っているホーザンはかなり古いもので、現在売られているものをネットで見るとダイス厚に変化を付けているようにも見えます)





肝心の使い勝手ですが、エンジニアの方が明らかに力の加減がコントロールしやすいです。そのため奇麗に仕上げやすい気がします。ただしまだ最終判断できるほどには使っていません。

芯線部と被覆線部、2か所をかしめるのは面倒だなと思っていたら、やはり同時にかしめることのできる工具がありました。1種類のサイズしか作業できないので欲しいとは思いませんが、数をこなす場合にはいいですね。




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