2017年2月9日

エルゴノミクスマウスの修理


腱鞘炎用マウスのホイールが空回りするようになりました。


以前に紹介したサンワサプライのエルゴノミクスマウス「MA-ERGW6」 、腱鞘炎には非常に有効で、購入してから約一年間愛用し、酷使に耐えてくれました。ところが最近になってホイールの動きが悪くなってきました。





このホイールはカタカタ感のあるタイプなのですが、最近になって時々スルスルと空回りするようになりました。少し押し込む感じで回すと空回りしないのですが、勢い余ってクリックしてしまうこともあり、ストレスが溜まります。

ちょうどノーブランド品のエルゴノミクスマウスが安売りしていたので買ってみましたが、やはりサンワの方が快適です。最悪買い替えるつもりで分解してみました。

裏返して見えるネジ2本を外します。



ソール(滑りやすくしているシール)を剥がして、隠れている2本のネジを外します。


上部と底とを分離します。


上部をさらに分割します。


コネクタも外して全てバラバラになりました。


ネジ2本を外して外装からホイール基盤を外します。


  やっとホイールとご対面です。


ホイールを回してみると、単に周りのゴム部分と中のプラスチック部分が一体で回っていないだけということが分かりました。自動車で言うところのタイヤとホイールが一緒に回らない状態です。

回転を検出する部分(下の写真の下側の部分)の不具合かと予想していたのですが、こんな単純な不具合とは意外でした。


回転軸は弱々しいプラスチックなので折らないように慎重にゴムを外します。


接着剤を使ってゴムとプラスチックを接着し、元通り組み立てました。
その後はすこぶる快調です。


3 件のコメント:

  1. MA-ERGW6ユーザーです。この記事が役立ちました。有難うございました。

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  2. 上部の分割払いのコツや手順を詳しく見たかった……

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  3. 分解画像ありがとうございます。
    同じくホイールが空回りしてぶっ壊れました。
    買って10ヶ月で保証は半年なので保証期間切れ。
    上記画像を参考にして分解してみたら
    軸が折れてました。軸がプラスチック製なので貧弱です。
    ホイールは斜めに負荷がかかるので通常マウスより折れやすいのかも…
    腱鞘炎が軽減でき使いやすかったのですが廃盤になってしまって残念です。

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