2017年4月14日

セイコー ファイブ スポーツ SNZG17JC


逆輸入の SEIKO 5 SPORTS です。



SEIKO SNZG17JC
2017/04
自動巻き(手巻きなし)
100M防水
デイデイト(英語/アラビア語)

文字盤もブレスも真っ黒な時計が欲しくて物色中、Amazonのアウトレットでちょっとだけ安くなっていた(13,430円)ものを購入。



ところが届いたものを見るとブラックでは無くてガンメタ。ガッカリです。(最近はあまりありませんが)昔ながらのチタンの色よりは黒いです。

でも、つくりは予想外に良い。私のセイコー5の認識はブラックボーイを買った頃で終わっているのですが、そのころはアラがいくつもあって「まあ安物だからね」と思わせる出来でした。格段に進歩していて突っ込みどころがありません。

「SEIKO」は植字だし、カレンダーの地の色は文字盤に合わせて黒色です。白文字盤と共通化してコストダウンするために、文字盤が黒なのにカレンダーを白にするケースが多いのです。

この時計が安っぽく見えない要因の一つがダイヤルのデザインだと思います。周囲のダイヤルが一段高くなっています。文字盤とガラスとの距離が大きいと安っぽく見えるのですが、ダイヤルが一段高くなってガラスと接近しているために緻密な印象を受けるのだと思います。

また、針が短いと安っぽく見えるのですが、この時計は針が短いのにそのような印象を受けません。これも周囲のダイヤルが大きく前に出ていることで、そこで文字盤が終わっているように見えるからだと思います。

外形は竜頭を除いた実測で41mmです。今となってはそれほど大きいわけでは無いですが、それでもそこそこの大きさです。大きくても間延びして見えない要因も周囲のダイヤルのアクセントが効いているからでしょう。「3」「13」以外の1~24のアラビア数字が全て揃っているデザインも一因ですが。


バックル形状は昔と変わっていません。でも昔はブレスも含めてもっと安っぽかった記憶が…あくまで昔と比べてということで、今でも高級感とは無縁ですが。


手巻き機能が無いのが残念。


シースルーバックは全く不要。見て楽しいムーブではないですし、ガラスが腕に貼りついて不快です。
ムーブは 23石の 7S36 。21石の 7S26 から石の数は増えていますが、手巻き、秒針停止機能無しなのは変わりません。


あいかわらず蓄光塗料の出来はピカイチ。さすがセイコー。


でもやっぱり(本当に)真っ黒の時計が欲しい!



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