2017年4月30日

LEDヘッドライトバルブのノイズ対策


LEDヘッドライトを点灯させるとFMラジオにノイズが乗るので対策をしました。




カングーのヘッドライトをHIDからLEDに変更しました。HIDの時もヘッドライト点灯時にはFMラジオに盛大にノイズが乗りました。強電界地域ではノイズもなく聞けるのですが、ちょっと電波が弱くなるとノイズに埋もれて全く聞けなくなります。LEDにしたらちょっとはましになるかと期待したのですが、本当に「ちょっと」ましになっただけで、やはりノイズまみれです。



Amazonでいくつかの出品されているものを見ると「ノイズキャンセラー内蔵」と書かれているものもあります。内蔵されていてもこの程度なのか、私の買った物が内蔵されていないロットなのかはわかりません。

後で調べてみるとノイズ対策の別部品「デコーダ」とやらを付属している商品もありました。また、マイナーチェンジして5,000円前後で売られているものはノイズ対策されているという話も聞きました。



よくしたもので自分で対策している人を見つけました。さっそく真似してみます。やることは簡単で、電源ラインにバイパスコンデンサ(パスコン)を入れるだけです。さっそく0.01μF、50Vの積層セラミックコンデンサを買ってきました。(最初の写真)



これをソケットに接続するのですが、ソケットはHI、LO、GNDの3端子です。HI-GND、LO-GND、の2つ付ければよいのですが、どれが何の端子なのか調べるのが面倒なので3つ接続しました。とりあえず仮設置ということでコンデンサの足を金属部分に巻き付けました。


接続するとこんな感じです。結果、かなりの効果が見られました。ノイズは半分ほどに減ったかと思います。



電子回路の電源に並列にパスコンを入れて直流電源の変動を防いだりノイズをカットするするというのは定番中の定番です。私が学生の時(数十年前)は「何も考えずとにかく入れとけ」と言われたものでした。

今回購入したものは電子パーツショップで1個30円で購入した物。メーカーでしたらチップコンデンサを大量購入するのですからコンデンサの追加によるコストアップは微々たるものでしょう。それすらやらないメーカーって?

さて、効果が認められましたので本番設置と行きたいところですが、取り付け方法に迷っています。車両側ソケットの裏側が端子丸出しなので、そこにはんだ付けするのが簡単なのですが、車両側に改造を加えることに躊躇しています。かといってバルブ側に取り付けることは難しそうなので結局そのままになっています。





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