2018年6月7日

自作ルーフラックのフェアリング②


木材で自作したフェアリングが早々に劣化しました。

木材で自作したのが去年の8月。木材にペイント・ニス塗りをしたものなのですが、塗装が剥がれてみすぼらしい姿になりましたので作り直しです。


元々、木材では無理があることはわかっていたのですが、かわりになる適当な材料が見つかりません。カーメイト(INNO)、スーリー、ヤキマなどの市販品は写真を見る限りはプラスチック素材のようです。



ホームセンターに売っている塩化ビニールあるいはアクリル板は非常に高価です。横幅120cmを1枚で作ろうとすると1万円コース、2~3分割にするとしても4000円前後かかりそうです。

次に金属製を検討しました。軽くて腐食に強いアルミが第一候補ですが、最大でも4cm幅(これがフェアリングの「高さ」になる)の物しか見つかりませんでした。フェアリングの高さがどのくらいあればベストなのかはわかりませんが、市販品を参考にすると10cmほどは欲しいです。

ホームセンターを隅から隅まで物色し流用できそうなものを探し、最終的に決めたのがトタン(亜鉛鉄板)です。建築資材コーナーにあり、屋根や壁材として用いられるもののようです。


45°ほど角度がついています。コーナーに使われる部材でしょうか。


加工については特筆するものは無いので写真省略。金切ばさみでカットし、切り口は折り返しました。今までは4点で留めていましたが素材の剛性が無い(ようは「ペラペラ」)ので5点に増やしました。


パイプへの固定はイレクター用「方サドル」。市販フェアリングは下側に足を付けてボディ(ルーフ)に接触させるようなのですが、その必要性は感じませんでした。




材料費はトタンが300円ほど。(プラス金具代)



見栄えはGOOD!木材よりは長く持つでしょう。
…と思っていたら、ちょっと走っただけで激しい騒音に見舞われました。速度を上げると暴走原付バイクのようなビィィィーンという音がします。やはり剛性が足りなかったようです。そこで折り目部分を完全に(180度)折って2重になるようにしました。


これで振動音が消えましたが、木材の時より風切音がうるさい気がします。要改善です。


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