まだWindows XPを使用していた時ですが、電源投入からPCが使用できるようになるまで15分ほどかかるようになりました。このころは「食事後に使いたいから食事前に電源オン」「風呂後に使いたいから風呂前に・・・」みたいな使い方をしていました。
当然、アプリケーションの起動なども時間がかかるので、そろそろ（買い換えの）潮時かな…と思っていました。
そんな時にSSDが値下がりしてきて手の届く価格になってきました。その少し前から64GBのSSDは十分買える価格だったのですが、計算してみるとSSDに空きが少ししか残りそうもなかったので見送っていたのですが、128GBが15,000円を切ってきたので検討してみました。
いろいろ物色して最安ではなかったものの評判の良さそうなCrusialを購入しました。
Crucial M4 128GB CT128M4SSD2
2011年10月購入 15,351円
バックアップソフトAcronis TrueImageでHDDからSSDにコピーしました。
結果は劇的で、電源投入からPCが使用できるようになるまで15分→2分に短縮されました。
アプリ起動も速くなり満足できる速度になりました。まさかここまで効果があるとは思っていなかったので驚きです。PC買い換えのことなどどこかへ飛んで行ってしまいました
その後、他のPCをSSDにする際にCrucialを他PC用に回し、1520用に新たに256GBを購入しました。
SanDisk SSD UltraPlus 256GB SDSSDHP-256G-G25AZ
2013年11月購入 15,990 円
OSもWindows7を経てWindows8.1をクリーンインストールしたところさらに軽快になり、電源投入からPCが使用できるようになるまで1分かからなくなりました。
以下の注意点があります。
①ディスククローンツールでディスクのクローンを作ろうとしても、容量の大きいものから小さいものへのクローンには対応しないことがほとんどです。HDDからSSDへの換装は容量減がほとんどでしょうから注意が必要です。
②DELL独自の「メディアダイレクト（PCを起動しなくてもCDを再生できる）」は隠しパーティションに保存されているので使用できなります。コピーする方法はあるのでしょうが、私はまったく使用しないので切り捨てました。
ドライブ（HDD/SSD）の交換方法は簡単です。PC本体を裏返すと写真の部分に4つネジがありますので、それを外します。そうするとドライブがブラケットごと引き出せますので、交換後、元に戻します。
ブラケットやネジは無くても起動できるので、私は環境を構築する間、ブラケットやネジは使用しないでドライブを抜き差ししてしました。もちろん抜き差しする際には電源は切ります。抜くときは手がかりがないのでラジオペンチなどの工具を使わないと抜けません。私はテープでベロを作り、ドライブに貼り付け、これを手掛かりに抜くようにしていました。
HDDが壊れたInspiron1520を捨てられず持っていました。新品購入から６年間ゲーミングPCとして使っていましたが、HDDが壊れ、同時にwindowsのバージョンアップにも対応できず、他社PCを購入してしまいました。1520はとても良いPCだったので換装して使用しようかと捨てずに置いていたのですが、windowsの最新バージョンをを新たに購入するほど投資したくなく、かといってUNIXは知識がなく面倒さが感じられそのまま保管していました。この度やっと踏ん切りがついて処分することにしました。HDDは壊れているとはいえ断片的に何か見える状態だったので抜きとるためにこの記事を見せて頂きました。ありがとうございました。
返信削除中国製とはいえ東芝のHDDをはじめ日本のメーカーの部品があちこちに使われていましたし、DELLのサポートも良く、購入価格以上に良いPCだったと思います。壊れてすぐに換装してみたらよかったなあと今でも残念に持っています。