2016年3月11日

クニペックス コブラ


「アリゲーター」に続いてドイツ・クニペックス社のウォーターポンププライヤー「コブラ」です。


以前、アリゲーターの紹介をしましたが、もっと有名なのがこのコブラです。

KNIPEX COBRA 8701-250

アリゲーターの購入はかなり前なのに対してコブラは最近購入したものです。アリゲーターは最新ではないことはご承知おきください。
アリゲーターの性能には満足していて、他の場所で使うためにもう一本欲しくなったのですが、同じ物を買うのはつまらないので比較の意味もあってコブラにしました。長さも同じでは面白くないのでアリゲーターの300mmに対して短めの250mmにしました。

アリゲーターは口をある程度以上広げると固定位置がフリーになる構造ですが、コブラはプッシュボタンを押している間だけフリーになる構造です。操作性は一長一短ですが、初心者には「意識しないと動かない」 コブラの方が使いやすいでしょう。



構造の違いがよくわかります。アリゲーターは上顎(=下の柄)が下顎(=上の柄)を挟む形、コブラは逆です。



下の写真はどちらも一番小さく開く位置にセットして最大に広げた状態です。アリゲーターは口を開きすぎると位置がフリーになる構造なのでフリーにならない最大の状態にしてあります。これを見るとアリゲーターの方が口を広くして作業ができることが分かります。
アリゲーターを長年使用してきたのですが、大きいものを掴みたい場面で小さいものを掴む位置にあった場合、横着して位置をずらさずに口を広げて使用してしまうときがあります。コブラはそのようなことがし辛いです。


下の写真は位置を最大にして口は閉じた状態です。全長はアリゲーターの方が長いのですが、コブラの方が口が広いです。 コブラの方が位置調整範囲が広いということです。


私的には長年使用してきたアリゲーターの方が使いやすいと感じましたが、一般的にはコブラの方が使いやすいと思います。(おそらく)コブラの方が売れているというのは頷けます。


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