各社から花粉症用メガネが発売されていますが、デザインが気に入りません。
一時的にしか使用しないのであれば我慢する手もありますが、私の場合は強度の近視なのでいちいち付け替えるのは面倒です。また症状もひどいので屋内でも使用したいですし、杉以外にもヒノキなど半年近く症状が出るので長い期間使用したいのです。
というわけで気に入ったデザインのものがあれば(一年中)常用したいというのが希望です。
いろいろ探した結果、 JINS Moisture というのが良さそうに思えました。JINモイスチャーは花粉症用ではなくドライアイ用の眼鏡です。水を入れるタンクが付いていて、その水分で眼鏡内の湿度を上げるのが特徴です。湿度を保つために眼鏡内部がある程度密閉される構造になっているので花粉も入り辛いのではないかと考えました。
こちらが最近購入したJINモイスチャーです。花粉症用メガネと同じように顔と眼鏡との隙間を塞ぐようにデザインされていることがわかります。JINモイスチャーは形状の違いから「スクエア」と「オーバル」の2種類あります。私の場合、小さ目の眼鏡が似合うと思ているのでオーバルを選びました。
実はJINモイスチャーの購入は2台目になります。以前に購入したものと比較します。
こちらが旧。
こちらが新。
鼻当て(ノーズパッド)が違います。旧はこのようにフレーム一体型です。通常のセルフレームと同じですね。
こちらが新。調整はできませんが別部品となっています。
水タンクは旧タイプでははめ込み形となっています。
新タイプでは片方を軸に回転しますので完全に分離しなくても給水できます。完全に分離することも可能です。給水タンクは透明とフレーム同色が付属していて(新旧とも)、フレーム同色を選べば違和感なく普通の眼鏡のように見えます。
つる(テンプル)は旧タイプでは通常の形。
新タイプではシリコン素材が貼り付けられていて滑りにくくなっています。
蝶番(ヒンジ)は旧タイプは普通の形状ですが、
新タイプはヒンジに近い部分のテンプルが曲がるようになっています。これがあるとヒンジがバカにならずに長い間フィット感が維持できます。
普通の眼鏡は丁番が金属でフレームに埋め込んでありますが長年使用したり雑に扱ったりすると丁番がフレームから浮いてくるのです。そうするとテンプルの幅が広がってズレ落ちてくるようになり、かけ心地が悪くなります。
JINSモイスチャーはフレームとテンプルを一本の金属棒が貫いているだけの構造です。この簡単構造ゆえにテンプルの幅が広がってくることが無いのです。おそらく単なるコストダウンだろうと思われるのですが、これは秀逸だと思います。グッジョブ!
このように段々と進化しているのがわかります。普通の眼鏡と比べてどれほど花粉症に効果があるのかはわかりませんが、精神衛生上、これ無しではありえません。それほど気に入っています。
ちなみに昨日紹介したオーバーサングラスはこの眼鏡の上からでもかけられます。
0 件のコメント:
コメントを投稿