2016年3月16日

Excelで一行おきに色を変える


エクセルで表を見やすくするために一行おきに背景色を変えたいときの方法です。
一年に一度、この作業が発生するのですが、何しろ1年ぶりなので忘れてしまいます。来年のための忘備録として書き留めておきます。


以下Excel2010の画面です。

 1行、背景色を設定します。


2行分選択し、カーソルを「+」にして最終行までドラッグします。
出てくるアイコンをクリックし、「書式のみコピー」を選択します。


これで一応、一行おきに背景色が変わるのですが以下の弊害があります。

・最終行までドラッグするのが面倒。
・行を削除/追加すると背景色のパターンが崩れる。

そこで、もっとスマートな方法があります。

左上をクリックしてセル全てを選択します。


「ホーム」→「スタイル」→「条件付き書式」→「新しいルール」を選択します。


「数式を利用して、書式設定するセルを決定」を選択。

数式に
=MOD(ROW(),2)=0
と入力。

「書式」をクリックして背景色を選択。

 「OK」すると一行おきに背景色が変わります。


シート全体に書式が適用されてしまいますが、印刷時には値の無い部分は印刷されません。

数式の意味ですが以下は「行番号を2で割った余りが0」=「偶数行」となります。
=MOD(ROW(),2)=0

つまり奇数行にしたかったら次のようにします。
 =MOD(ROW(),2)=1

もちろん行ではなくて列にすることもできます。偶数列だったら
=MOD(COLUMN(),2)=0


奇数列だったら
=MOD(COLUMN(),2)=1

これなら行/列を増減しても必ず一行おきに背景色が変わります。
どうってことない関数なのですが、データを扱うときはRDB+プログラムでやるのでExcelはあまり使ったことが無く、覚えが悪いのです。(言い訳)





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