2015年1月16日

オメガ シーマスター プロフェッショナル ボーイズ


これは本当に掘り出し物でした。田舎のディスカウントショップで展示品、箱・ギャランティー無しで売っていました。



OMEGA Seamaster Professional 2252.50
2007/07
自動巻き
クロノメーター
300m防水
ヘリウムエスケープバルブ付き
逆回転防止ベゼル
ケース径36mm
8振動
ETA 2892



「本物?」と疑うくらいの価格でした。当然メーカー保証もありませんが店舗保障が1年付いていましたので大丈夫だと判断しました。有償保障についてはオメガの場合、並行輸入差別はありませんので問題ありません。

何よりボーイズサイズなのが良いです。私は大きい時計は好きではないのでケース径は40mm以下でないと選択肢に入りません。メンズは41mmなので私には大きすぎました。

とにかく全てが重厚にできています。重量もかなりあります。私にとってはボーイズサイズでなければあり得ないです。

デザインのバリエーションとしては、ベゼルの色が黒・青・色無し、針がひし形とスケルトン、ブレスは3連と5連があります。もちろん私の好みは購入したタイプです。
ダイバーズウォッチという制約のなか、これだけのバリエーションを持ちながら、だれが見ても「シーマスター」とわかるデザインなのはさすがです。

デザイン・大きさ・質感・価格、全てにわたって私にとって理想に近い時計です。唯一の不満はヘリウムエスケープバルブの存在です。私にとっては邪魔な存在でしかありません。

オメガといえば最近はほとんどのムーブメントがコーアクシャルですね。出てきた当初は高級ラインの採用に留めるのかと思っていましたがフルラインナップしてきました。
ETAムーブにちょっと手を加えるだけですので製造コストはあまり変わらず、販売価格を引き上げられるので「オイシイ」商売なのかもしれません。

そろそろ評価も固まってきているのかと思いきや、あまり良い評判も悪い評判も聞きません。耐久性向上へのボトルネックは3番車あたりも大きいでしょうから、脱進機を改良しても飛躍的な向上は望めないのでしょうか。
今のところ他社との差別化(商売の道具)のために使われている部分が大きいように思えます。スウォチ・グループとしてオメガ以外にもコーアクシャルを採用するメーカーが現れるかもしれないですね。



0 件のコメント:

コメントを投稿