何といっても12時位置のカレンダーが特徴的です。
Longines Cinquest Heritage Collection L1.611.4.52.4
2006/10
Cal.L633(ETA2824-2)
3気圧防水
8振動
ケース径35mm
プラスチック風防
意外にも初期型はカレンダーはありませんでした。その後に出たモデルも3時位置(同じ3時位置でも通常の位置とちょっと内側に寄った位置のものがあります)にあったりと12時位置にカレンダーがあった例はないようです。他の部分は忠実にオリジナルを模倣しているのになぜカレンダーだけこんなにも特徴的な場所に持ってきたのかが不思議です。
黒文字盤にピンクゴールドのインデックス・針が気品を感じさせます。
白文字盤もありまして、そちらの方がアンティーク感は上なのですが、黒の方が全体的に引き締まって見え、エレガントな感じなので黒を選びました。
実を言うとケースの色もピンクゴールドの方が良かったです。実際そのような仕様もあったのですが、それは金無垢のため非常に高価でしたのであきらめました。色だけの問題ですので金メッキ(Gold Filled)で十分だったのですが残念です。
ドレッシーでフォーマルな時計なのでスーツに良く合います。スーツに合わせる場合、ケースまで金色だと(落ち着いたピンクゴールドとはいえ)ちょっと嫌味な感じもしますので、ケースの色がシルバー(ステンレス)で良かったのかもしれないと最近は思います。
裏蓋には七宝焼きメダルが付いていて非常に綺麗です。
上にも書きましたがオリジナルに忠実なデザインです。ドーム型風防に端がラウンドした文字盤、文字盤のカーブに合わせて先を曲げてある長針、くさび形のインデックス、アンティークそのものです。復刻に際してむやみに現代基準に合わせて大きくしなかった点は見識だと思います。
今はピカピカですが、やれてきた方が見栄えがするのかもしれません。
ロンジンは積極的に復刻版を発表しており、ヘリテージコレクションとしてシリーズ・ラインナップしています。どれも魅力的なモデルばかりで、さすがに歴史のあるメーカーだと感心させられます。
0 件のコメント:
コメントを投稿