2015年1月17日

階段の照明を自動化


私は二世帯住宅の二階に暮らしています。玄関は一階と二階とで別々になっています。
家の出入りは<玄関>~<廊下>~<階段>を通ることになるのですがこの間は昼間でも暗く、照明が必要です。


それぞれ3回路スイッチ(例えば階段の下でスイッチを押して灯りをつけ、上に着いたら、上にあるスイッチを押して灯りを消すというもの)になっているので不自由はないのですがちょっと面倒ではあります。特に子どもはスイッチの位置が高いので大変です。消し忘れもあります。

センサー付きLED電球が安かったので交換することを思いつきました。
購入した電球は明るさセンサーと人感センサーが両方ついているものです。センサー感度や範囲、点灯時間は替えられませんが従来の電球に入れ替えるだけというお手軽なものです。価格は1つ600円ほどでした。口金は全てE17です。

玄関と廊下は天井埋め込み型の白熱電球でしたのでそのまま交換するだけで済みました。感度も明るさも問題ありません。


問題は階段です。カバーがしてあったのでわからなかったのですが、確認すると口金は同じE17だったものの電球が横向きに取り付けられていました。カバーを外してLED電球に替えてみたもののセンサーの範囲から外れています。そもそもLED電球は光が拡散しませんので横向きでは光量も不足しています。

しばらくは階段は従来のまま、玄関と廊下だけセンサーで運用してみましたがやはり片手落ち感が大きいです。
屋外で使うセンサー付き照明を購入することも考えましたが、そこまで費用をかけるほどのものでもないし、外観がごついので、あれを屋内で使用するのはちょっと…と踏み切れませんでした。

そこで思いついたのが手持ちの針金でホルダー(?)を作ることでした。
ホームセンターで口金に合うソケット(電源コード付き)を購入し、針金でソケットを固定する部分を自作しました。




とりあえず試作品のつもりで作ったのですが、これが(見かけ以外は)なかなかに良くできました。階段の手すりとは引っかけるだけの固定で、ソケットとの固定はぐるぐるまきつけてあるだけです。
針金なので電球の角度調節も簡単ですし、針金が太目なので電球の重さで下がってくることもありません。
手すりの反対側は廊下になっているのですが、そちらに出っ張ることもありません。屋外で使うセンサー付き照明はこの部分がネックでもありました。固定部がどうしても出っ張ってしまうので廊下を通る人(特に子ども)に危険だからです。

場所と角度をしつこく調整したおかげで階段の上からも下からも一歩階段に踏み込んだだけで点灯するようになりました。
元々の照明は階段だけで2か所あったのですが、この一か所だけで済むようになりました。(光量的にも1か所で問題ありませんでした)

はっきり言って見栄えは良くないのですが機能的には満足しています。試作品のつもりで適当に作ったのですが作り変える気が起きません。

機能的に満足と言いましたがまったく不満が無いわけでは無く、時々誤検知がある(夜間に廊下を通ると点灯することがたまにある)ことと、点灯時間が長い(必要なくなってもしばらく点灯したままになっている)ことが不満です。

誤検知については「必要無い時に点灯する」ことはありますが「必要な時に点灯しない」ことは無いので我慢できます。点灯時間についても調整できない安物ですので仕方がないと割り切っています。

通るときに手動でスイッチをパチパチするのは習慣になってしまえば意識せずに行うようになりますので元々それほど不自由していたわけではありませんでした。半分趣味でやったようなものなのですが、一度自動化してしまうともうだめです、人間、楽を知ってしまうと元には戻せませんね。

トイレの照明も自動化したいのですが、我が家のトイレは照明のスイッチは換気扇と連動していますので簡単にはいきそうも無く、今の所断念しています。



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