2015年1月20日

シチズン アテッサ エコ・ドライブ ムーンフェイズ


文字盤のデザインが気に入りました。黒地にゴールドの色使いが格好いいです。ゴールドと言ってもくすんだ色でブラウンに近い色で面積も少ないので下品にはなっていません。


2007/10
CITIZEN ATTESA  Eco-Drive MoonFase Moon Phase ATX53-2711
精度 : ±15秒/月
10気圧防水
光発電6ヶ月
デュラテクトチタンカーバイト処理



ケース・ブレスはチタン製で、デュラテクト処理が施されています。
チタンやステンレスといった既存の素材に特殊な加工を施し、表面硬度を高めて耐磨耗性を向上させる技術が「Duratect」です。
このおかげなのか見かけ、質感はステンレスそのものです。チタン独特のザラザラ感は全く無くなめらかでポリッシュも綺麗です。色合いだけステンレスよりちょっと黒いぐらいです。

普通の3針に追加して、月・曜日・ムーンフェイズのインダイヤルとポインターデイトが付いています。トリプルカレンダー&ムーンフェイズ、いわゆる「トリカレムーン」です。(最近は言わないか)

ブレスはケースと一体化したデザインで付け替えることはできません。個人的にケースと一体化したブレスは子供っぽいと言うか安っぽいというか、とにかく好きではないのですが、この時計に関しては気になりません。それどころか積極的に「良い」と思えます。

ムーンフェイズは下側に月の描かれた円盤があるのですが、それを隠す部分(ATTESAと描かれている部分)が下にへこんでいます。他のインダイヤルのインデックスも植字されています。この結果、文字盤が非常に立体的に見えます。
これが見やすさとともに高級感になっていると思います。
そう、これだけの機能を詰め込んでいるのに見やすいのです。

この時計は名前の通りエコドライブ(光発電)です。この時代は既に「いかにも太陽電池」のような文字盤ではありませんが、最新の「まったく普通の文字盤と見分けがつかない」ほどではありません。パッと見は太陽電池にみえませんが、仔細に観察すると太陽電池だなとわかるレベルです。

この時計の最大の難点は電波時計でないことです。多機能(多表示と言った方がただしいでしょうか)なだけに自動設定してほしいです。
特に月齢はたまたま満月・新月であればよいのですが、その他の日は「強は満月から〇日後だから~」と修正しなければならないので不便です。月齢はずれないからいいだろ?と思うかもしれませんが日付の修正時に誤って月齢を変えてしまうことがよくあるのです。
リューズを一段引き出して、時計方向に回すと月齢、反時計方向に回すと日付の修正です。
2時位置の隠しプッシュボタンは月の修正用です。
日付は毎月のように修正しますので間違えて月齢を変えてしまいがちまのです。
インダイヤルに月を表示しているのですからせめて大の月・小の月くらいは自動で認識して日付送りしてくれても良いのではと思ってしまいます。

買ってからわかったこととして夜光が非常に明るく長時間持続します。
針の夜光塗料はほんの少しだけ緑がかっていますが、インデックスの方は完全な白色です。やはり夜光塗料の性能は日本製が一番ですね。



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