前回、カングーの荷室容量を調べました。こちらをご覧ください。
カングーの荷室容量について
カングーは商用車ベースということもあり、かなりの積載量があります。これで不足する場面はほとんどないのですが、たまにキャンプの時など「もっと積みたい」と思うことがあります。
そのような場合には屋根に積むことになります。
(他にもトレーラーという方法もあります。いつかはやってみたいという憧れはありますが、ちょっとハードルが高いですよね。)
屋根に積む方法にもいくつかあります。
①ルーフボックス(キャリアバーに接続するハードタイプのボックス)
②ソフトルーフボックス(キャリアバーに接続するソフトタイプのボックス)
③ラック(キャリアバーに接続するバスケット)
①は何でも放り込める気楽さがあり一番スマートなのですが、付けっぱなしになるため車高の高さに気を使う必要があります。使用しない時には外したとしても保管場所が悩ましいです。また、たまにしか利用しない私にとっては非常に高価です。
②は使用しない時には外して(ある程度)小さくして保管できるメリットがありますが意外と高価で①より多少安価という程度です。そもそも選択肢があまりありません。(大手ではスーリーが2点ほど販売している程度です)
③はカングーのオプションとして「ヘビーデューティーキャリア」として用意されているものです。見た目は恰好良いのですが、①のデメリットに加えて荷物の固定を考える必要があります。また、走行時の風切音が気になります。
普通はこの3つの内のどれかでしょう。しかしもう一つ方法があるのです。
④カーゴバッグ
①~③はキャリアに取り付けますが④は屋根に直接乗せます。固定はどうするのかと言うと、もちろんキャリアやルーフレールがあればそこに固定するのですが、無い場合にも固定できるのです。何とドアの隙間から左右の固定ベルトを引き込んで車内で結ぶのです。
何とも合理的と言うか大ざっぱと言うか…
もちろん日本では普及していません。
日本で購入可能なものをいくつか物色し、Amazonで一番売れていそうなものを購入しました。
ランド Lund ルーフボックス BOX 601016
価格:6,700円
重量:3kg
広げたときのサイズは98×80×45cm
つまり積載量は単純計算で353リットルということです。ちなみにカングーの荷室容量は660リッターなので1.5倍になる計算です。
布地ですので多少のサイズオーバーも許容できそうです。
この製品の一番の特徴はこれ!
底がフェルト素材でできています。
車のルーフに傷をつけないように配慮されているのです。
底がフェルト素材だけではちょっと不安なので、キズ防止とズレ防止を兼ねてすべり止めマットの上にバッグを置きました。
マルチルーフレールのサイズを調べました。こちらをご覧ください。
マルチルーフレールのサイズについて
マルチルーフレールの後ろのレールを最後尾にセットするとレール内―内の寸法は、前後約99cm・横約100cmですのでピッタリ収まります。
四方をレールに囲まれることによってバッグがルーフから脱落することの心配はほぼ無いと言ってよいでしょう。
ベルトは4本付いています(本体に縫い付けられています)ので、これを左右のルーフレールに結び付けます。
実際に使用するときには別途ベルトを用意して、前後のレールにも結ぶようにするつもりです。
下の写真はテスト兼撮影用に適当な段ボール箱を入れた状態ですので小さ目に見えます。フルに詰めればもっと大きくなります。入れる荷物が少ないときには小さくなるというのもソフトタイプのメリットですね。
ファスナーの防水は折り返しがあるだけです。ここからも浸水するでしょう。
底部分はフェルトの分、多少クッション性がありますが、硬く尖ったものを入れるとルーフにキズ・凹みができるかもしれません。中に入れるものを吟味する必要があります。別途、底板を用意することも考えています。
カングーのルーフにはリブが入っていますので多少は強度が期待できますが、縦方向にしか入っていませんし逆に凸部分に力が集中してキズが付くかもしれません。過信は禁物ですね。
バッグに固い部分は無いのでコンパクトに畳めます。畳んだときのサイズ(つまり元箱のサイズ)は29×28×18cmです。これだけコンパクトだと車に積んだままでも良いでしょう。
まだ使い倒してはいませんが満足度は非常に高いです。これでコストコやイケアに行きたい!いや、行ったらセーブが効かなくなって危険かも!?
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