2015年3月28日

DIXCELブレーキパッドの使用感


カングーのブレーキパッドを交換してしばらくたったのでインプレッションをレポートしたいと思います。


以前にカングーのブレーキパッド交換を3回に渡って記事にしました。

ブレーキパッド交換① 機種選定編
ブレーキパッド交換② フロント交換作業編
ブレーキパッド交換③ リア交換作業編

おさらいすると以下の目的で DIXCEL M type に交換しました。

①初期制動が強すぎる(いわゆるカックンブレーキ)
②ダストが多い
③ブレーキ鳴きがひどい

まず①の初期制動ですがまったく普通になりました。踏力に対しての制動がリニアになり、非常に使いやすくなりました。最大の目的がクリアできたので満足です。

②のダストですが、DIXELはMタイプについてはダスト低減をうたっています。しかしPタイプについては特に記載しておらず、それどころか「"ブレーキダストの低減を重視"する方には上級グレードのMタイプがおすすめです。」と書いてあります。
ですから、もともと期待はしていませんでした。ところが実際にはかなり低減されました。体感では半分ほどになったように思えます。

③のブレーキ鳴きですが今のところ全く出ていません。まずはノーマルのまま様子を見ようということで以前に行ったような面取り等は行っていません。
カングーのブレーキ鳴き対策

ただし安心はしていません。ブレーキ鳴きというのは非常にデリケートなもののようで、何もしていないのに急に出るようになったり逆に出なくなったりするのです。

さて、ここまでは良いことばかりなのですが、デメリットもあります。唯一にして最大のデメリットなのですが制動力そのものが落ちているのです。もちろん危険なほど落ちているわけではありません。初期制動力の山(オーバーサーボ)を削った感じなので、それまでと同じように踏んだら制動距離が伸びるということで、慣れればまったく問題ないことです。
急制動時の停止距離がどうなっているのかは興味があるところです。もちろん制動距離が伸びていないことを望みますが実際のところは伸びているのではないかと予想します。

純正のガッと効くソリッドな効き具合が非常に頼もしかったのですが、交換後は実に″普通″になりました。ピーキーな感じが無くなって制動力がリニアになり、非常に扱いやすくなったので一般的にはこちらの方が好まれるでしょう。過剰ともいえるブレーキ性能がカングーの魅力でもあるのは否定できないのでどちらを取るか悩ましいところですが、私は交換後の方を選びます。



3 件のコメント:

  1. こんにちは。
    今日、多分同じブレーキパッドに交換しました。
    しばらく走らないと本当のところはわからないと思いますが
    フィーリングなど概ね良好です。
    その後の感触はいかがですか?
    ダストは少ないままですか?
    ホイールを白く塗っているのでキレイに保てるとうれしいのですが(^^)
    http://minkara.carview.co.jp/userid/1101703/blog/36365686/

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  2. ホイールカバーを外した黒テッチンなので汚れは目立たないのですが、そのホイールに黄色いリムテープを貼っています。純正パッドは2~3か月程度でそのリムテープが貼ってあることがわからないくらいに汚れますので、それを洗車の目安にしていました。。DIXCELにしてからは半年たっても少し汚れているだけなので結局一度も洗車していません。記事では「半分」と書いていますがそれ以上です。廉価版でこれなら高級版はもっと良いのでしょうね。あれほど悩まされたブレーキ鳴きも全くありませんし、フィーリングも良好で大満足しています。

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  3. 早速のお返事ありがとうございます。Pでもかなりダストは低減するのですね。よかった(^^)感触はカックンしないでとても扱いやすくなり満足しています。ホイールの汚れが減るというのも楽しみです。ありがとうございました。

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