2015年6月19日

プラスチックリペアキット


割れたプラスチックを補修するキットです。


アストロプロダクツで定価15,000円(ストレートの方が安い)ですがセールで12,000で購入しました。
割れたりしたプラスチックを繋ぎとめる時に使用します。熱した針金をプラスチックに埋め込んで繋ぎ材とします。

結構かさばりますが、収納ボックスが付属しています。


こちらが手に持つホルダーです。スイッチを押している間先端が熱せられます。


こちらがコントローラーです。素材のプラスチックの種類によって温度を調節します。


こちらが溶着ピン(針金)です。太さが0.8mm/0.6mmの2種類、形状が「波線」「直角(V型)」「コの字型(W型)」の3種類あります。



ピンを刺す場所が2種類あります。機能は変わりません。対象素材の形状によって使い分けます。



一回使ってみないとイメージが沸かないでしょうが、ピンをホルダーにセットし、ホルダーのスイッチを押します。スイッチを押している間はピンが熱せられますので、ピンを対象のプラスチックに押し当ててプラスチックを溶かしながらピンを埋め込みます。ピンが埋まったらスイッチを離してそのまましばらく待つとプラスチックが冷えて固まります。そうしたらホルダーを外し、プラスチックから外に出ている部分のピンをニッパー等で切り取って完了です。

プラスチックにピンを埋め込むので、プラスチックの厚みがある程度必要です。コツとしては熱したピンを押し当てている間、ちょっとだけピンを揺するとしっかり埋まります。しっかり埋まればある程度の強度が出ます。

プラスチックが薄いと強度が出ませんし、表側(施工する反対側)にピンが出てきてしまい美しく仕上がりません。
対象物の素材・形状に左右されるので使用できる場面は限られますが、条件が整った場合にはなかなか有用です。 車の樹脂バンバーやバイクのカウルなどを補修するのには十分だと思われます。

最近になってもう少し小型の製品が出たようです。


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