2015年6月25日

UNIDEN 地震津波警報機 EWR200


家屋は築年数・地盤を考えると倒壊するほどの被害は出ないのではと思っています。どちらかと言えば津波が心配です。


家は海岸から2.3km、海抜6mに位置します。怖いのはおそらく氾濫するであろう河川から150mしか離れていません。内閣府が発表した南海トラフの巨大地震による津波浸水域を見ると浸水しないということになっていますが、満潮時の津波の高さは最大予測で11mとなっていますので、そうなれば100%流されるでしょう。となればとにかく早く避難するしかありません。情報をいち早く受け取ることが生死を分けます。

緊急速報は以下の二種類あります。

・緊急地震速報(EEW)
・緊急警報放送(EWS)

緊急地震速報はテレビ等で放送されていますのでおなじみでしょう。携帯電話でも受信できますので人が集まっている場所で一斉に携帯電話から音が鳴りだしたという経験をした方も多いでしょう。

問題は緊急警報放送です。私にとっては緊急地震速報よりも必要性が高いのですが、携帯電話では受信できません。たまたまテレビ・ラジオを受信している時でしたら放送されるので良いのですがそう都合よくはいかないでしょう。

というわけで緊急警報放送受信装置の購入を考えました。とはいえ緊急警報放送対応機種は多くありません。

・Panasonic RF-U350
・UNIDEN EWR200
・ELPA ER-EQ30P

パナソニックは高価でしたし、エルパは入手性が悪かったのでユニデンにしました。ちょうどAmazonで安売りしていたので助かりました。

4760円 2013/05購入


この機種の特徴としてニッケル水素バッテリーを搭載しています。どの機種も音声を出していない待機時にも常時ラジオを受信しているので普段はAC電源を使用し、停電時には内蔵電源を使用します。他の機種は乾電池ですが、この機種はニッケル水素バッテリーを内蔵します。充電池は常に満充電になっているメリットがあるのですが、劣化した場合の電池交換ができないデメリットがあります。被災時に通常のラジオとして使用する場合には乾電池が使用できないのでバッテリーを使い切ったら終わりということでもあります。
通常の放送を聞くラジオは他にありますし、速報受信に特化した機種なのでこれで良いと思います。


この種の商品にとって最重要なのは信頼性です。誤動作がうるさくて電源を切ってしまうようなものは本末転倒です。緊急地震速報だけですが設置してから何度か受信し、毎月1日のテスト放送もきちんと受信して誤動作はありません。緊急警報放送の本番はまだ一度も経験していません。
待機状態でも音声が出力されないだけで放送は受信し続けていますので常時1Wほどの電力を消費します。

家は比較的電波が弱い地域なのでよくわかるのですが、他のラジオと比較しても感度が良い部類に入ります。これなら受信漏れすることは無いでしょう。ロッドアンテナも長いですしアンテナ端子も装備しています。
感度が良いからと言って通常のラジオ放送受信機として使用することはお勧めしません。緊急放送を送信しない局を聞いていたら緊急放送に気付かない可能性がありますし、音量の問題もあります。聞き終わった後に待機にするのを忘れてしまうかもしれません。
そもそもこの機種、ある程度の音量以下に絞ることが出来ません。最小にしても夜一人で聞くにはうるさく感じるでしょう。ただし音量を上げても音割れすることも無く人の声が聞き取りやすい音質です。通常利用は勧めないと言いましたが、仕事場でいつも同じ局(緊急放送を送信している局)を流し続けているのでしたら例外として通常利用しても良いかもしれません。


難点としては本体のすわりが悪く立てて(操作面やスピーカーに埃が付くので寝かせたくない)設置すると安定しません。長いロッドアンテナを伸ばすと倒れそうです。裏面に壁掛け用の穴が開いていますので本来は壁に掛けて使用すべきでしょう。

それ以上に不満な点は緊急地震速報のエリア指定が出来ないことです。緊急警報放送の方は県でエリア指定できるのですが緊急地震速報についてはできません。もしかしたらこれは本器の仕様ではなく緊急地震速報の仕様かもしてませんが、携帯のエリアメールではエリア別に送信されているのですから不満があります。震度5弱以上とはいえ遠い地域でしたら正直、眠りから起こされたくありません。しかもほとんどの場合は数度にわたって発令されるので一回止めてもまた鳴り出します。年に数度しかないので我慢できる範囲ですが。

自分のはベトナム製となっていました。災害用品は高額だと買ってもらえないからか雑な作りの商品が散見されます。手回しラジオなどが良い例です。しかしこの商品は総合的にみて非常に「まじめ」に作られている印象をもちました。今後はテレビなどのデジタル方式が主流になっていくものと思われますので新商品は出なさそうです。



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