Symantec Endpoint Protection Manager を使用している場合、クライアントのアップデートをサーバーからプッシュすることができます。
先日Symantec Endpoint Protectionのバージョンが12.1.6に上りました。過去にSymantec Endpoint Protection Manager のアップデート方法の記事を書きましたので今回はクライアントのアップデート方法を書きます。
①Symantec Endpoint Protection Managerをアップデートします。(方法は上記リンク先)
②Symantec Endpoint Protection Managerを起動します。
③「管理」→「インストールパッケージ」で、最新のインストールパッケージが表示されていることを確認します。
④「クライアント」 をクリックし、アップデートを適用したいグループを選択します。
⑤「インストールパッケージ」タブをクリックし、タスク「クライアントインストールパッケージを追加」をクリックします。(あるいは一覧画面を右クリックし「追加」)
⑥追加するパッケージを選択して「OK」します。一番下の「アップグレードを配布する」はデフォルトで「1日」となっていますので、この場合は翌日に適用されます。ここを「0日」にすると即時適用されますが、グループ内に(電源の入っている)多くの端末があった場合、サーバー・ナットワークに負荷がかかりますので注意してください。
※ここで「通知」タブを設定すると、適用前にメッセージを表示させたり、クライアントに適用の猶予を与えることができます。
⑦クライアントにて適用が完了すると以下のようなメッセージが表示され、再起動が促されます。クライアントの再起動が完了すれば作業完了です。
※グループ内のクライアントが一斉にアップデートされると負荷がかかるので、私は次のように作業しています。
(1) 普段端末を収容しているグループにはインストールパッケージが無い状態にしておきます。
(2) 新規に空のグループを作成し、そこにインストールパッケージを「0日」で追加します。
(3) (1)の端末のいくつかを(2)に移動します。
(4) (3)の端末がアップデートされたことを確認し、(1)に戻します。
(5) (3)~(4)を繰り返し、全ての端末をアップデートします。
この方法を使うと狙った端末だけをアップデートさせ、不具合が無いことを確認してからアップデートを広げることが出来ますので安心です。
Symantec Endpoint Protection Manager を使用する前は一台一台クライアントを回って更新作業をしていたことを考えると、サーバー側からプッシュできるのは本当に楽です。
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