SEL30M35にプロテクターフィルターのかわりにUVフィルターを付けてみました。
私は所有レンズにはレンズ保護のためにプロテクター(保護フィルター)を付けています。唯一、マクロレンズSEL30M35だけ付けていません。SEL30M35にはコンパクトなフードが付属していますので、それを付けっぱなしにしている関係上プロテクターは必要ないと思っていたからです。
フードはレンズ面まで覆う形状なのでレンズにキズが付く心配はほとんどないのですが、最近になってレンズに汚れが付着することが気になってきました。そこでこのレンズにも他と同様にプロテクターを装着することにしました。
プロテクターの種類にこだわりは無いので一番安いものにしようと考えていたのですが、UVフィルターの方が安いことに気付きました。
・Kenko 49S MC プロテクター NEO 1,118円
・Kenko 49S MC UV 909円
そもそも「UVフィルター」とは何のためにあるのでしょうか?
自然光・人工光には紫外線が含まれていますが人間の目では感知できません。カメラのフィルム・センサーは紫外線を感知しますので、目に見えない光が写真に写ってしまいます。この紫外線をカットするのがUVフィルターの役目です。
一番わかりやすいのが空を写した時で、フィルター無しだと空の青色がマゼンタかぶりしてしまうとのことです。ただし、デジタルカメラのセンサーはフィルムよりも紫外線に対する感度が低いためと、レンズ自体にUVカットのコーティングされていることもあり、UVフィルターの必要性は薄れているようです。
ではUVフィルターのデメリットは有るのでしょうか?調べてみると数値的には透過率が下がるのですが、特に撮影に影響するほどの低下では無いようです。
上記のケンコー2種は定価は同じ2,000円です。カテゴリーも「レンズ保護・紫外線吸収」と一括りにされています。ここからは想像なのですが、プロテクターには傷に強い特別なコーティングがされている例が多いにですが、このプロテクターは最廉価版ですので特別な機能はありそうも無いです。逆に紫外線吸収能力ですが、プロテクターにも「マルチコート」がされていて、(その効果については良くわからないのですが)紫外線吸収効果もありそうです。つまりこの2種はほとんど同じものなのではないかと(勝手に)思いました。
ならば2割ほど安いUVフィルターの方がお得だと思い購入しました。
フィルター無し、フード有り。
フィルターをつけると…
フィルターにレンズキャップをつける。
α6000+SEL30M35でUVフィルター有り/無しを比較してみました。
上がUVフィルター無し、下が有りです。
どうでしょうか?
私の目には「有り」の方がほんの少し空の青が鮮やかで、雲の諧調が上がっているように見えました。
本来はプロテクターも比較対象に加えたかったのですが、49mmのプロテクターが無かったので断念しました。
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