ご存知の通り、カングーのリアフォグは右側だけ。左側は単なるリフレクター(反射板)です。点灯させないとわかりません。
私は「ダミー」というのが嫌いです。古いところだと三菱GTOのエアインテークがダミーでしたね。身近なところだとウチの日産ティーダ、上級グレードだとフォグランプが付くと思われる場所に「それっぽい」意匠が施されています。ただ蓋をすれば良いのに、変にカッコつけるとよけいに貧乏臭く見えます。
カングーの場合は一応「リフレクター」という機能があるので「ダミー」と言い切ってしまうのは強引かもしれませんが、ここはやはり光ってほしいと思うのです。
リフレクターユニットは形状としてはフォグランプユニットと同じ(内部に空間がある)なので、穴を空けて電球を仕込むこともできますが、よく見るとレンズカット等が違います。左ハンドル地域では日本とは逆に左側がフォグランプになるということなので、それを使うことにします。
部品番号:8200419906
ebayで購入。本体13.98USD+配送手数料8USD=21.98USD、支払総額2,532円でした。(Paypal支払いのためレート高め)
それにしても良い時代になりました。昔はまず売っている店を探すのに一苦労。FAXやEメールで何度もやり取りして商品詳細・送料を確定。やれやれと思っていたら国際電話がかかってきてアタフタしたり…。届くのも船便で数か月先、注文通りの来ないのも当たり前、 本体価格以上の送料、となかなかの一大イベントでした。今ではサイトで検索してポチるだけで(一番送料が安い便でも)遅くても2週間後にゲットできます。
と言うわけで入手したのがコレ。純正かどうかは不明です。あるていど予想はしていましたが残念ながらソケットは付属していませんでした。
ソケット購入のため電球の種類を確かめようと車両を下から覗いたのですが、手が届きそうもありません。 あらためて取扱説明書を見ると、なんとリアバンパーの取り外しが必要とのこと!たかが電球交換さえ簡単にできないとは!
まあ間違いなく、電球はS25シングル、ピン角度180度でしょうから(正解)、それに合ったソケットを別途購入。昔は近所にパーツ屋が複数あったので、このような小物の入手も容易でしたが、今では全てなくなり通販だけが頼りです。
電球はバックランプ(後退灯)をLED化した時に使わなくなった白熱電球がありますので、これで材料は揃いました。しかし、ここでふと考えました。LED電球にした方が良いのではないかと。
振り返ってみるとカングーに乗り始めて丸9年になりますが、リアフォグを使ったのは濃霧の時に1回、豪雨の時に3回ほどしかありません。この頻度なら低消費電力を目当てにLEDにする必要がありません。というか着雪などを考えると白熱電球の方が良いでしょう。そう考えたので当初、LED電球にするつもりは全くありませんでした。
しかし右ハンドルでも左ハンドルでも(左右は違えど)リアフォグは1灯です。白熱電球のまま2灯化した場合、配線・ヒューズ等は2倍の電流に耐えうるのか?という疑問が生じました。安全のため、ここはLED球にしておこうと考えなおしました。
LED電球はバックランプ(後退灯)をLED化した時と同じものをチョイス。そのときに気に入っていたので。
組み付けてみると問題発生!ソケットとユニットが微妙に合いません。一見しっかりとハマったように見えるのですが、ロックが掛かりません。防水パッキンの弾力性でハマっているだけなので、力を入れて引っ張ると抜けてしまいます。ソケットが不良なのかユニットが独自仕様なのかはこの段階ではわかりません。交換作業時に右側ユニットと比較したいと思います。
次回に続きます。
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