CanonのプリンターMG4130にて「インク吸収体が満杯に近づきました」とエラーが出るようになりました。
今までずっとキヤノンのプリンターを使ってきました。BJ-10からはじまって4~5台購入してきたでしょうか。廃インク吸収体のリセットもたびたび行っています。今回の機種もリセットしようとしたのですが…
結論から書きますとリセットは出来ませんでした。検索してこられた方、期待させてすみません。
廃インク吸収体(廃インクパッド)の問題は今までも出ていましたがメーカー送りにはせず、自分でパッド交換およびリセットをしてきました。やり方としては「メンテナンスモード(サービスモード)」で起動し、本体操作あるいはツールを使用してリセットするやり方です
①かなり以前の機種ではこの方法でした。
・電源が切れた状態から電源ボタンを押したままストップ(機種によってはリセット)ボタンを長押し
・5秒以上経過してからストップボタンを離す(電源ボタンは押したまま)
・ストップボタンを2回押す(電源ボタンは押したまま)
・電源ボタンを離すとメンテナンスモードに移行
・ストップボタンで機能を選択し電源ボタンで決定するという方法で本体でリセットする
・リセットしたら電源ボタンを押すと通常と同じように電源が落ちる(これは以下同じ)
②その後の機種ではこの方法でした。
・電源が切れた状態から電源ボタンを押したままストップ(機種によってはリセット)ボタンを長押し
・5秒以上経過してからストップボタンを離す(電源ボタンは押したまま)
・ストップボタンを5回押す(電源ボタンは押したまま)
・電源ボタンを離すとメンテナンスモードに移行
・パソコンとUSBでつないでメンテナンスツール(後述)でリセット
③さらに先の機種(MG6130等)はこの方法らしい。
・電源が切れた状態から電源ボタンを長押し
・ストップボタンを6回押す(電源ボタンは押したまま)(押すたびに2か所のランプが交互に点灯)
・電源ボタンを離すとメンテナンスモードに移行
・パソコンとUSBでつないでメンテナンスツール(後述)でリセット
Canon PIXUS MG4130
の場合ですが、結局メンテナンスモードに移行する方法がわかりませんでした。電源+ストップ長押し後、ストップボタンを押すごとにオレンジとブルー(電源
ボタン部)のランプが交互に点灯します。ブルーで電源ボタンを離すと通常状態で起動します。オレンジで電源ボタンを離すとパネルにはなにも表示されない状
態で起動します。これがメンテナンスモードかと思ったのでツールを実行しました。
ツールは「Canon Service Tool」で検索して入手しました。ウィルスチェックを忘れずに。
「Ink Absorber Counter」が廃インク吸収体のカウンターです。
v1050ではボタンが押せる状態になりました(認識は成功しているということです)が、「Ink Absorber Counter」を"0"にして「Set」と押したら応答しなくなりました。
v3400では「Error(error code:002)」と表示されました。通常状態で起動すると同様の操作で「Error(error code:006)」と表示されるので状態は変更されているようなのですが。
他のプリンターは②の方法で成功しているのですがMG4130は不可でした。困った末に③を発見し、やってみましたが通常起動するだけでした。MG4130はMG6130の一年後に発売された機種なので、その間に対策されたようです。
調べてみるとMG4130はv3900以降で対応しているようです。しかしどこも10ドル程度で売られていて入手することができませんでした。
パッド交換を依頼するより新品を購入した方が安いですし、そもそも互換インクを使用しているのでメーカーには出せません。新品を購入することにします。なんとも勿体ない話です。プリンターの製品寿命はだんだん短くなってきているように感じます。高価格でも良いものを買って長く使うというやり方は今の時代にはそぐわないのかもしれません。
0 件のコメント:
コメントを投稿