Bピラーに続いてAピラーにもウェザーストリップ(モール)を付けました。
Aピラーといっても窓枠より下、フェンダーとドアの境目です。
ウェザーストリップはBピラーににつけたのと同じZ型です。このZ型、本来はAピラーに付けるのが定番のようです。ではなぜ後回しにしたのかと言うと理由があるのです。
カングーのフェンダー樹脂パネルですのでスチールパネルと違って折り返し部分が厚くなっています。
写真は助手席側ドアを少し開けて上から覗き込んだものです。わかりにくいと思いますがスチールのフェンダーは外板の折り返しが板状になっているのに対してカングーは折り返しが浅いのです。
同じくドア側から覗き込んだ写真です。補強用でしょうか、リブのようなものがあるのがわかります。これが邪魔をしそうです。
このような形状なのでウェザーストリップをドアの縁に貼り付けると、貼り付けていない側、つまりフェンダー側が収まるスペースが無いのです。
Bピラーに使ったZ型モールの残りがあるので何処かに使えないか探したのですが、結局Aピラー以外には使い道が無かったのでやってみることにしました。
やることは簡単。ドアの縁に内側から貼り付けるだけ、ヒンジの部分がやり辛いだけです。
こちらが付ける前。
付けた後はこうなります。
外から見るとこんな感じです。これはドアを閉めた状態なのですが、ゴムが長すぎると中で降り曲がりますし、逆に短すぎても隙間ができてしまいます。このようにピッタリの状態にするために何度かやり直しました。
さらにこの部分はドアを閉めた状態よりも開けた状態が問題。ウェザーストリップがフェンダーに干渉しないようにする必要があります。長すぎると折れてしまいますし、そこまで行かなくてもフェンダーに擦れると不具合がでそうです。
さて効果のほどは…こちらも体感できるほどではないですね。「ちりも積もれば~」のちりにはなっているかと思います。
ところでドアまわりのウェザーストリップを観察して気付いたこと。
フロントドアを閉めた状態でスライドドアを開けて覗き込むと写真のように光が見えます。つまり隙間ができているのです。
確認してみるとフロントドア下部についているウェザーストリップはただのヒラヒラした情けない物でした。これは何かと考えると路面からの汚れた水を「入りにくくする」だけのもので、私(を含む多くの人が期待するであろう)が考えているウェザーストリップとは別の何かのような気がします。
手を入れたくなってきた!
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