前席を取り付けたときの記事はこちらです。
前席を取り付けての感想です。
○良かった点
・車内が明るくなった。これは狙い通りです。
・肌触りが良い。サラサラした手触りで革やビニールにありがちなべたつきがありません。
背中・お尻の感触はシートカバー無しと変わりがありません。
・滑らない。革やビニールだと着ている服によっては滑ったりしますが、それがありません。
もちろんギシギシといった軋み音もありません。
・ずれない。これは良い驚きで、まったくずれません。
座ったまま意図的にずらそうとしてもできません。
×悪い点（まだ不明な点も含めて）
・汚れが目立つ。まだ汚れていませんが間違いなく汚れが付きやすく、目立ちやすいです。
・蒸れる。これは夏場を過ごしていないので分からないのですが、
まず間違いなくシートカバー無しよりは蒸れるでしょう。問題は我慢の範疇に入るか否かです。
型番は 4287-08-BE 「ウェットガード」という商品名のようです。
オートバックスの実店舗で3,980円で購入しました。
前席同様、こちらも生産終了なのかネット通販ではベージュの取り扱いが少ないです。オフィシャルホームページでもブラックとグレーしか記載されていません。定価は6,750円のようです。
フロント用にはサイズの明記がありませんでしたが、リア用にはサイズが明記されていました。こちらには
前席同様、ヘッドレストはシートバックとは分離しています。
前席はシートバックと座面が一枚でできていましたが、後席は3分割しています。中央がシートバックなのですが、黒い部分がマジックテープ（ベルクロ）で完全に分離できます。この開いた部分にヘッドレストの支柱やシートベルトを通すわけです。
黒い部分に円柱状のウレタンが入っていて、これをシートバックと座面の間に押し込むことで固定させます。このウレタンはシートバック、座面両方に2か所ずつ付いています。
後席シートカバーの脱着に際してはヘッドレストを外す必要はありません。前後から挟むかたちでマジックテープ（ベルクロ）で留めます。カングーの ヘッドレストは外すのに難儀しますのでありがたいです。特に後席は倒す際に頻繁に外しますので。（ヘッドレストを下げればシートバックを倒せますが、その 状態でも運転席側は運転席を前にスライドさせないとヘッドレストが引っかかって倒せません。運転席をスライドさせるとポジションが変わるので嫌なので す。）
こんな感じでヘッドレストの支柱を挟みます。
シート後ろはこんな感じになります。
座面左右には5cmほど余裕があります。
シートバック両端も同じく5cmほどはみ出ます。
座面からはこの程度垂れ下がります。これだけあればジュースをこぼしてもシートは濡れません。ただしシート後方は（前席とは違って）つなぎ目がありますので、そこからこぼれます。
カバーを付けた状態でもヘッドレストは下に下げられます。
カバーはシート上部・シートバック・座面に3分割されているのでシートベルト受け、中央席のシートベルトとも加工する必要がありません。（穴を開けるなどの加工が必要な商品もあります）
ただしシートベルト受けの部分はちょっと窮屈なので切った方が使いやすいかもしれません。
車外から見るとこんな感じに見えます。結構目立ちます。
私のカングーはフェーズ1でシートに大きな水玉？模様が付いています。気に入っていたのでこれが隠れてしまうのがちょっと残念です。
おおよそ満足していますが、一番の不満点はヘッドレストカバーが2点しか付属していないことです。後席センターのヘッドレストだけそのままとなります。国産車は後席センターはおまけみたいな扱いですが、カングーは欧州車らしく3席が平等です。これが良いか悪いかは議論のあるところですが、ともかくそのようなデザインになっていますので、中央席のヘッドレストだけが違うというのは違和感があります。
結局、前席用をもう一つ追加購入してしまいました。
やっぱりこれですね。前席の予備ができてしまいました。
全てひっくるめると１万円となりました。思っていたより高くなってしまいましたが今のところ満足しています。
（あくまで「今のところ」です。真夏の暑さを経験してみないと最終判断はできません。）
**************** 2017/04/08 追記 ******************
使い始めて1年が経ちました。満足して使い続けています。
ふと気付いたのですが、これを使い始めてから車から降りるときのバチッ！が無くなりました。あのバチッ！は車から降りるときの衣服とシートのこすれによって溜まる静電気が原因なのですが、シートカバーが静電気を起こしにくい素材なのかもしれません。
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