2016年4月11日

桜の撮影


春真っ盛りとなれば写真好きでなくとも桜を撮りたくなるものです。


※全てα6000+SEL1670Zで撮影しました。

それこそ日本中で数千万枚?の桜の写真が撮られるでしょう。しかしながら桜というものは撮影が非常に難しい被写体だと思います。


どうしても画一的な絵になってしまいます。
私のような下手な人が撮ると「ああ…うん、桜だね…」てな感じだし、ちょっとうまい人が撮っても絵葉書のような奇麗だけど面白みのない絵になってしまいがちです。
よっぽどの絶景であれば誰が撮っても「おおっ!!」という写真が撮れるのでしょうが。

環境を変えるのも手ですね。人物を入れたり、花見の屋台を映しこんだり、ライトアップされた(ここがポイント、一番重要なライティングをプロがやってくれるのですからこれを利用しない手はありません)夜桜だったりすると素人でもある程度印象に残る絵になると思います。




散った花びらを主題にしてはかなさを表現しようとするも失敗。


変化をつけようと小道を入れてみる。


定番とも言える斜めのラインを意識してみる。(それにしても暗いな…)



右から左への流れを意識してみる。


アップにしてみる。花の微妙な色がわかりますが、桜の魅力はこれではないと思います。


やはり俯瞰で見てこそが桜でしょう。


アップもダメ、ズームアウトもダメなら、その中間はどうだ?


もう一枚! 中央に合わせたつもりがピンがきていない、なかなか良い感じなのに惜しい。


思わず桜から逃げる。


マクロレンズではないのでこれ以上寄れない。


これはあえて奥のタンポポにフォーカスしたのですが、今見れば手前に合わせるべきでした。


一応、葉に落ちた桜の花びらを意識したつもりです…伝わらないですよね。


お地蔵さんが良い被写体になりそうだったので落ちてくる花びらといっしょに写したかったのですが…もっとたくさん落ちてくる状況でないと写らないですね。


こちらも花びらが落ちてくる瞬間を狙った。(つもり)


もうあきらめて帰ろう…水平取れてないし…


帰る途中のこんな隙間にも。これはもっと引いて撮った方がよかったかな。


いつもは家族と一緒なのでじっくりとは撮れないのですが、今回は一人で考えながら撮りました。やっぱり考えながら撮らないと上達しないですしね。



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