2016年4月24日

カングーのBピラーにウェザーストリップ


騒音(風切音?)低減が狙いです。


ウェザーストリップ(モール)は「Z型」と呼ばれるものです。断面がZの文字というかクランク状になっています。両面テープがあらかじめ貼られているのですが、この両面テープの位置によって「正面型」と「背面型」がありますので購入の際には注意。これは正面型です。


ノーブランド品に相当するものでしょうが「GIOKALS」と記載がありました。ウェザーストリップと言えばエーモンがいろいろな種類を発売していますがZ型はラインナップされていません。

この手のノーブランド品には必ずと言って良いほど3Mの両面テープが用いられています。正直「本当か?」と疑う気持ちもありますが、経験上、粗悪な 両面テープが付属してきたことはありません。今回も「剥がすのが難しいほど強力ではないが自然に剥がれてくることが予想できるほど弱くもない」十分な接着力でした。(もちろん接着面の清掃・脱脂が前提です。)

ウェザーストリップは形状以外にも「硬さ」が重要です。固いのと柔らかいの、どちらが良いのかは一概には言えません。使う場所によって向き不向きがありますので。
今回は通販だったのでどんなものが届くのかわからなかったのですが非常に柔らかい物でした。

今回、カングーに施工するのはBピラーです。前ドアとスライドドアとの隙間が結構ありますし、何より前席に座っている人の耳に近いので効果があるのではないかと考えたからです。
写真は助手席側なので右がスライドドアです。透明なものはドアエッジガード(プロテクションモール)です。


後ろのドアがヒンジドアならよく使われる「D型」のウェザーストリップが使えるかもしれませんが、スライドドアの場合、スライドドア側にZ型を付ける方法が一番良いと判断しました。

スライドドアの両面テープが当たるところを綺麗に掃除・脱脂してから貼り付けていきます。


ウェザーストリップのスライドドアからはみ出た部分は前ドアの内側に潜り込む形にしなければなりません。必ずスライドドア→前ドアの順で閉めるというのであれば何も考える必要は無いのですが、当然普通はそんなことはあり得ません。
そのため、はみ出た部分の角度を微妙に調整する必要があります。前ドアからはみ出ないようにするには内側に倒れる角度を大きくしたいのですが、そうするとドアと密着しないようになって密閉効果が薄れます。

ゴムの材質が固めでコシがあるタイプだと適当に施工して後は癖がつくのを待つ手もありますが、今回の物はコシがないので癖付けは期待できません。普通に貼り付けると外側過ぎて前ドアの外側にはみ出してしまいますので角度が付くように調整しながら貼り付けました。コツとしては通常位置よりドアにかかる部分を大目になるように貼り付けると角度が付きます。

使った長さは片側140cm、両側合わせても3mあればおつりが来ます。

助手席側を貼り付ける前に車内から撮った写真です。


助手席側を貼り付けた後に車内から撮った写真です。


助手席側を貼り付けた後に車外から撮った写真です。


ドアを閉めるとこんな感じです。良い具合にきちんと密閉されています。

スライドドアを後から閉めてもきちんと前ドアの内部に収まります。


最上部だけは上部の(本来の)ウェザーストリップと干渉して外にはみ出してしまうので少しカットしました。


さて、肝心の効果のほどですが…う~ん…まあ防音は「ちりも積もれば~」の世界ですからトータルで見れば間違いなく効果はあるはずです。



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