2016年4月28日

ファコム ラチェットハンドル R.360


グリップ部分を回転させるとヘッドが回転するラチェットです。


Facom R.360
全長:120mm
歯数:60枚
差込角:1/4sq(6.3m)

これはまったくの趣味と言うか遊びと言うか、実用性ではなく興味があったから買っただけです。

見た目はファコムの普通のラチェットハンドルと違いはありません。もちろん普通の使い方もできます。



違いと言えば赤いボタンが目立つ程度ですが、多少でも工具を知っている人から見れば「ああ、プッシュリリース機能だね」と思うでしょう。(実際にプッシュリリースです)


通常タイプのヘッドのセンターにはメンテナンス用のネジがありますが、これはプッシュリリースボタンがありますのでンテナンス用のネジ(おそらく)は裏側にあります。


本来は1/4sq同士で比較すべきでしょうが持っていないので3/8sq通常タイプとの比較です。ヘッド部に複雑な機構が入っている割には厚くはなっていないようです。


先ほど「普通の使い方もできます」と書きましたが、ということは「普通ではない使い方」もできるというわけです。

キモはこのグリップ。ここを回すとヘッドも回るのです。グリップ全体が金属部分と別に回転します。グリップ軸の回転を90度変換して軸と直角方向の回転に変える機構が付いているわけです。



しかも面白いのが軸をどちらの方向に回してもラチェットは一方向に動くのです。グリップから手を放すことなく手首の回転だけで行ったり来たりグリグリ回転させればボルトが締まる(あるいは緩む)わけです。

ファコムではこれを「ファーストアクションラチェットハンドル」と呼んでいます。同様の機構を持ったラチェットハンドルは他社からも発売されており、「ロータリーラチェットハンドル」と呼んでいるメーカーもあります。

前知識なく使うとすぐに回転方向の切り替えに悩むと思います。ファコムのラチェットハンドル(と言うか丸形の多くは)はリング(ヘッド部まわりのギザギザが付いている黒い部分)を回転させて切り替えるのですが、これは一方向にしか回りません。一方に回すとヘッドもそのまま回り、逆方向にはまったく回りません。そういえばヘッド部に回転切り替えの矢印が印字されていません。

ではどのようにして回転方向切り替えを行うのかと言うと、ソケット差し込み部分を固定してリングを回すのです。ソケットビットが付いていればまだ楽なのですが、付いていないとちょっと手が痛いです。

さて、これがどんな時に役に立つのかと言うと、対象物に対して横方向からしかアクセスできず、さらに左右方向にも余裕が無く工具を振れない状況でしょう。私もこのような状況を体験したことが数回あります。でも実際には左右方向にも余裕が無いといってもゼロではないので少しずつやれば回せないことはほとんど無いと思います。私の経験でも最終的に何とかなっていました。と言うことはあまり利便性が高いわけではないような気がします。この生地の最初に「興味があっただけ」と書いたのはそのためです。



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