2016年7月14日

ティーダの座席を取り外す


社内が水浸しになってしまいましたので乾かします。


車の窓を全開にしたまま一晩おいてしまいました。運の悪いことにその夜は大雨が降り、朝には車内が水浸しになってしまいました。座席を触るとぐっしょりと濡れています。これは座席を外して乾かすしかないと観念しました。

何の前知識もなく作業を始めましたが難しいことは無いだろうと予想しました。実際のところ、作業自体は簡単です。座席の運び出しに体力が必要なだけでした。

まずは後部座席、ボルト4本で固定されているだけです。
前側から、ボルトを隠している化粧カバーを外します。


出てきたボルトを外します、×2か所。


後ろ側もカバーを外して


ボルトを外します。×2か所。この車は後部座席にスライド機能が付いていますので作業が楽です。
座席はレールごと外れます。さすがに一人では運び出せませんでした。


次は助手席。こちらもスライド機能が付いていますので作業が楽です。同様にボルト4本を外します。これは後ろ側でカバーを外さなくてもボルトが見えますが、一応カバーを外します。


このボルトだけトルクスです。ボルトの頭を低くするためだと思われます。T50というかなり大きなトルクスが必要です。このサイズの工具を持っている人はなかなかいないかと思われます。


こちらは前側。カバー付きの写真を撮り忘れましたが、他と同様、カバーを外してからボルトを外します。前席は一人で運び出せました。


スッキリとした車内。開いていた窓は後部助手席側だけだったので運転席には影響ありませんでしたのでそのままです。


カーペットを触ってみましたが特に濡れている感じはありませんでした。


ところが念のため剥がしてみると…


ガーン!水たまりができています。フェルトを触ってみるとぐっしょり濡れていました。
床は上からカーペット→ビニール材→フェルト→鉄板(ボディ)の順になっています。ビニールは水を通さないので水は上から染みてきたわけではなく隙間を伝って下に溜まったと思われます。気が付いてよかったです。ビニールと鉄板に挟まれたフェルトが自然に乾くことは無いでしょうから。


夜になってしまったので見辛い写真ですが、カーペットをめくった状態で棒で支えています。横着して運転席やセンターコンソールを外していませんのでこのような不自然な形になっています。
白いものは除湿器です。昼間はドア全開で放置し、夜間はドアを閉めて除湿器を運転しました。朝になって確かめてみるとまだフェルトが濡れているのに除湿器にはあまり水が溜まっていませんでした。除湿器はあまり役に立っていないように感じました。やはり太陽の力は偉大です。


ドアを開けておくと室内灯が点灯します。トランクルームの照明はスイッチが無いようなのでバッテリー上がり防止のために外しました。


座席は一部ビニールレザーなので表皮を剥がさないと完璧に乾かすことは難しいと思ったのですが、ちょっと私には無理そうだったのでそのままです。昼間は日に当てて夜間は屋根付き車庫にしまいました。


後席は移動が簡単なように台車に乗せました。


良い機会なのでフロアマットも洗って干します。


そんなこんなで3日間乾燥させました。本当は1週間やりたかったのですが、翌日から雨の予報だったのでここでおしまい。


濡れているのは一部だけだったので触って湿っていなければ良しとしました。念のため最後にドライヤーを当ててから元に戻しました。今のところ匂いも大丈夫です。



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