2016年7月10日

ぺんてる ケリー


ぺんてるのシャープペン「KERRY」です。


正式名称は「万年CIL(ケリー)」です。「万年CIL」は「まんねんしる」と読むそうで、「万年筆」と「(シャープ)ペンシル」をくっつけた言葉だそうです。万年筆のようにキャップを外して使うことから来ているのでしょう。


黒とシルバーを持っています。定番カラーとして黒・青・オリーブグリーン・スモーキーグレイ・ロゼの5色展開ですが、限定カラーや逆輸入版もあったりします。どれも渋い色合いです。黒以外はメタリックカラーです。次はオリーブグリーンがいいな。


「SINCE1971」の表示の通り、ケリーは1971年に発売されました。ロングセラーですね。
発売当時は「ケリー」ではなく「5」という名称でした。今では旧ロゴのものはプレミア価格になっているようです。


キャップにもノック部があります。キャップ単体でもノック部がフリーになっていないのでカタカタしません。キャップを外しても書けますが短すぎるのとトップが軽すぎて違和感があります。


キャップを後軸に差して使うのがベターです。もちろんその状態でもノックできます。消しゴムはキャップ側にしかありません。(太さの関係で消しゴムは本体側には装着できません)


中央にある格子状のパーツがレトロ感を出しています。特に高級な筆記具では無いので、このパーツ、現在であればプラスチックにメッキ加工するところでしょうが金属製であることに好感が持てます。ノスタルジックな良い雰囲気を出しています。この部分はいかにも筆記時の滑り止めのように見えますが、実際のところ書くときには手に当たらない部分です。

地味に気に入っている部分はペン先が細くえぐれているところです。書いている部分が見やすいのでこのような形になっているのが好きなのです。(私が製図ペンが好きなのもこの理由です)

何と言ってもこのペンの特徴はキャップ式ということです。ワイシャツの胸ポケットに入れてもペン先でシャツを痛めることがありません。キャップをしているときの全長は125mmほどなので手帳に差して一緒に持ち運ぶのに最適です。(ちなみにキャップを後軸に差しているときの全長は130mmほどです)

仕事のお供に欠かせない存在となっています。



0 件のコメント:

コメントを投稿