Windows10 無償アップデート期限が一週間を切りました。Windows7が動いている SONY VAIO がありますので、これも Windows10 にアップグレードしてみます。
今回、対象とするのは以下の機種です。プレインストールOSは Windows Vista でした。
SONY VAIO VGN-SZ53B/B (型番:PCG-6Q1N)
さあ始めようかとタスクバーに出ているWindows10アップグレードアイコンをクリックすると以下の表示になり、いきなり躓きました。
「申し訳ありませんが、このPCではwindows10を実行できません。」
理由を見てみますと「NVIDIA GeForce Go 7400」グラフィックスドライバーの互換性で引っかかっているようです。
このPC、ちょっと変わった機能があります。NVIDIAのグラフィックスチップ(GeForce Go 7400)を搭載しているのですが、CPU内蔵のグラフィックスチップと切り替えて使うことができるのです。いや、グラフィックスチップを別途搭載していてコントロールパネルで有効/無効を切り替えられる機種はいくらでもあるのですが、この機種は専用のボタン一つで切り替えたり、負荷に応じて自動的に切り替える機能を持っているのです。(もしかしたら自動切り替え機能はこの機種には無かったかもしれません)
スイッチを「SPEED」に切り替えるとNVIDIAが、「STAMINA」に切り替えるとIntel内蔵が使われるようになっています。
NVIDIAグラフィックスドライバーをアンインストールすると最低解像度(たぶん800×600)になってしまいましたがWindows10アップグレードが可能になりました。アップグレード自体は問題なく完了し、Windows10が起動するようになりました。
しかしここでまた問題発生。Windows10になっても最低解像度のままでディスプレイの解像度(1280×800)に変更できないのです。
再びNVIDIAグラフィックスドライバーをインストールしようとしたのですが、「対象のグラフィックカードが見つからない」とかでインストールできません。
それならばと、「STAMINA」(Intel)に切り替えてみました。こちらならば標準ドライバが使用できると思ったのです。ところがこちらでも解像度が変更できません。
VAIOのホームページからアップデートプログラムをダウンロードし、インストールしました。
「Graphics Driver Ver.7.14.10.1387」アップデートプログラム」
注意点としては、これはIntelのグラフィックスドライバーなので「STAMINA」モードに切り替えてから実行することです。
これで無事に解像度を変更できるようになりました。また、外部ディスプレイへの出力も可能になりました。
Windows 7 と Windows 10 との速度の違いですが、特に体感できるほどの低下はみられません。 ハードは Windows Vista 世代ですので動作速度は察しの通りですが、(用途によるでしょうが)特に不便は感じていません。
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