2017年3月23日

カングー ATF交換②


久しぶりにカングーのATFを交換しました。今回は手順を写真に撮りましたので詳しく紹介します。

前回の交換から2年8か月ぶり、22,000km走行しての交換です。2年ごとに交換するつもりでしたがすっかり忘れていました。
使うのはケース買いしたA.S.H VFS です。


カングーのAT(DP0)についての考察、アッシュVFS購入の経緯などは前回の記事に詳しく書きましたのでそちらを見てください。今回は交換方法についてだけ書きます。

ATF温度を60度にしてからレベル調整するのが本来のやり方です。この「60度」というのが我々素人には難関なのですが、OBD-Ⅱ診断機を購入してからわかるようになりました。とはいえ手順があります(この辺も前回書きました)し面倒ですので、今回はより簡単な「抜けた分だけ入れる」方式にしました。

まずはドレンプラグを外します。エンジンオイルのドレンと間違わないように。車前方から見て左がエンジン、右がトランスミッションです。私の場合体形が細身なのと、車高が若干高いフェーズ1だからでしょうか、ジャッキアップしなくてもドレンにアクセスできました。


使う工具はエンジンのドレンに使うのと同じ8mmのスクエアソケットです。ドレンプラグもエンジンオイルと同様の普通のものです。




ドレンプラグを外してもATFはチョロチョロとしか出てきません。この状態でレベル合わせしているのですからこれが正常です。レベル調整時とは温度等の条件が違いますので出てくるのは異常ではないですが、これでドバっと大量に出てくるのであれば入れすぎの可能性が高いです。


理由は分かりませんが、いつまでもチョロチョロ出てきて止まらないので手が汚れるのを覚悟で次の作業に入ります。8mmのヘキサゴンを穴に突っ込んで回します。通常ネジを外す時と同じ左回りです。そうすると下の写真のようなプラスチック部品が外れます。と同時にオイルが勢いよく出てきますのでしっかりと受けてください。後で分量を量りますのでこぼさないようにします。


 この部品は中央に穴が空いています。部品の長さよりオーバーフローしたオイルがこの穴を通じて排出されるわけです。


しばらくしてオイルが出てこなくなったら元に戻します。プラスチック部品は締めすぎて破損すると一大事なので慎重に。単なるレベル調整用なので締め付けトルクは高くないはずです。もちろんドレンプラグの方はオイルが漏れないように適切なトルクで締めつけます。ちなみにドレンワッシャーは一度も交換していません。(お勧めするわけではありません)

排出したオイルの量を測ります。私は100均で購入した1000cc計量カップを使っています。新油に使う計量カップはATF交換専用、しかも新油専用にして使った後はビニール袋に包んで保管しています。極力、異物混入を避けるためです。

今回は 2.75リットル抜けました。2.47リットルの場合が多いので今回はちょっと多めです。同量の新油を測って用意します。測るのは端数分(750cc)だけです。ASHのVFSは1缶1リットル入りなのですが、以前測ったときにはぴったり1リットルでした。そのため、その後は1リットル入っていると信用して缶から直接注入しています。これも異物混入を避けるためです。

右が新油です。予定より遅れて22,000km走行してしまいましたがそれほど劣化しているようには見えません(あくまで素人が見た目・触った感じで言っています)。初回交換時は16,000kmほどの走行でしたが、もっとドス黒く濁っていました。もちろん初回交換時は純正オイルですので単純な比較はできませんが。


続いてオイル注入です。注入口は写真中央にあります。このままでもアクセスできるかもしれませんが、私はやりやすいようにエアインテークボックス?(左に見えるボックスです)を外します。外し方はエアフィルター交換時の記事を見てください。


これでスクエアボルトにアクセスしやすくなります。



ホースをよけて注入ボルトを外します。ドレンボルトと同じスクエアです。ちなみにこの注入口を外してもATF排出スピードは変わりませんでした。と言うことで異物混入を避けるために注入口を開けるのは注入直前に行うのが良いでしょう。


注入にはこのような道具を使います。ホースは耐油性の外径10mmです。使い捨てなら耐油性でなくても良いでしょう。ホースの外径はもう少し太くても穴に入ると思いますが、あまりにピッタリだと空気の通り道が無くてオイルが入り辛いかもしれません。それでも注入スピードは遅いので漏斗はもう少し大きい方が使いやすいでしょう。


このようにして使います。ホースは結構、穴の奥まで入るので多少ラフに扱っても外れることはありません。


規定量注入したら元に戻して完了です。
アッシュVFSは残り7缶、あと2回は交換できます。果たしてその次はあるのか?

前回、VFSを購入した際にはどこの業者から買おうかと悩んだものですが、現在はAmazon(本体)が販売しているのですね。Amazonなんでもあるな~。



VFSはVHVIですがFSはPAOです。VFSで満足していますが、FSはもっと良いのかな?でも価格的に手が出ないです。



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