2018年11月13日

バイク用LEDヘッドライト


いまさらですが、ホンダXR100モタードのヘッドライトバルブをLEDに替えました。


XR100のヘッドライトは暗いです。エンジン回転が高い時はまだマシなのですが、アイドリングまで落ちると非常に暗く、さらにブレーキランプを点灯させるとさらに暗くなります。


というわけなのでバルブ交換を考えるのですが、ハロゲンバルブを高効率の物に替えても電源(発電)が弱いのですから意味がありません。ならばLEDバルブはどうだ?と考えるわけです。調べてみるとXR100のバルブ規格は「PH7」ということがわかりました。

XR100はバッテリーレスですので、ランプ類は全て交流電源です。通常、LED電球は直流なのでXR100のような交流電源では使えません。しかしよくしたもので直流/交流兼用タイプのものが存在します。

以前探した時はかなり高価だったのであきらめたのですが、最近見ると非常に安価なものが出ていました。2000円以下なのでダメでもあきらめられます。セールを待って1129円で購入。



大手メーカー製も含めてXR100に使えるのかは明記されていませんが、同じバッテリーレスのApe50/100(FI以外)が明記されていたので大丈夫だと判断しました。


アダプタで H4 H6 HP7 HP8 に対応するようです。コントローラーの置き場所に悩む予感。


純正バルブ(そういえば新車で買ってから一回も交換していない!)との比較です。LEDはかなり大きですがレンズなどと干渉することはありませんでした。写真を見ると光源の前後位置がかなり違うことがわかると思います。バルブに対して口金がスライドしますので、なるべく後ろになるように固定するようにとの記載がありました。


純正のハーネスです。右に見えるコネクタをそのまま使うため、ケーブルを切断し、ギボシ接続に改造しました。


こちらがLEDバルブ。ギボシ端子なので、これに合わせたわけです。こうすれば純正との入れ替えも簡単。


LEDバルブ設置。ファンがかなり出っ張っていますが、ライト裏はスペースがあるので問題なし。コントローラーもライト裏に設置できました。コントローラーもかなり発熱するようなのですが、ここなら風通しも良く、良さそうに思えました。


点灯時の写真です。上がハロゲン、下がLEDです。撮影条件はたぶん同じになっているはずです。



アイドリングとかだと点滅するかな?と心配していたのですが、実際はよくよく見れば点滅しているのがわかる程度で良かったです。光量は特に低回転時にかなり明るくなって満足。3面発光ってどうなっているのか疑問でしたが、ローでは斜め左上と斜め右上の2面が発光し、ハイだと下向きも合わせて3面全部が発光します。

ファンの音を心配していましたが、エンジンをかけた状態でもバルブ付近だったらハッキリ聞き取れますが乗車時にはわかりません。バッテリーレス=点灯時には必ずエンジンがかかっている、ということなのでうるささについては問題ないです。さらに言うと普通に運転しているときには聞こえないけれど、(ファンの故障が心配なので)降車してファンが動いているのが確認できるというのは理想的な音量だと思います。

バルブの前後合わせとレンズユニットの調整(本来の光軸調整)で光軸はそこそこ合いました。まあ、オルタネーターの容量も知れていますし、そもそもたいした光量でもないので他人の迷惑にはならないと思っています。

ギボシの加工はあるものの、ほぼポン付け、価格も安く、簡単にアップデートできて満足です。残る心配は寿命ですね。



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