店の前の雨よけをDIYで張り替えたのですが、1年で駄目になってしまいました。
前回の記事はこちら。ちょうど1年前になります。ブルーシートの一種の防炎シートを使て手作りしたのですが、1年でこんな↓状態に。パリパリに硬化し、触ると粉状になります。「耐候性2~3年」と書いてあったので「うまくすれば5年もつかも」と希望的観測をしていたのですが大間違いでした。
ブルーシートの類の耐久性はこんなものかと落胆し、本物のテント生地を探しました。前回は販売店を見つけることができなかったのですが、今回はいくつか見つけることができました。しかしどこも生地だけで1平方メートルあたり最低でも4000円します。必要な面積は約1.5m×10mなので6万円ほどとなり、とても手が出ません。もちろんこれでも専門業者に張り替えてもらうよりは格安なのですが。
そこで今回もブルーシートを使うことにしました。基本的に生地が厚い方が耐久性はあるということなので#5000を選択。前回は#3500でしたが、実は#3500も#5000もあまり値段に違いがありません。前回#3500にしたのは色(白)を重視したからで、今回は色よりも厚みを重視しました。ちなみにさらに厚手の#7000もあるのですが、こちらは一気に高くなる(#5000の倍の価格)のでやめました。今回の#5000がダメだったら次回は#7000にします。
TRUSCO エコ超厚手UVシ-ト#5000 3.6M×5.4M
厚手だけにかなり重いです。3.6m×5.4mを半分に切って横方向につなげます。ちなみにブルーシートは端が折り返してあるのですが、表示されている大きさは折り返す前のサイズです。つまり実際の大きさは表示より小さいので注意してください。これはブルーシート全般に言えることです。
前回は2枚を繋げず、重ねただけにしたのですが台風にやられました。今回ネットで調べたらブルーシートは熱で圧着(融着)できることがわかりました。
下の写真は端の折り返しを融着させているところですが、このように2枚のブルーシートの間にヒートガンを当てて、溶けてきたらローラーで圧着させるとくっつきます。ローラーは壁紙用ローラーです。
温度が低すぎると融着しませんし、高すぎると生地が縮んでしまいます。ほんのちょっと縮んだ時を見計らって素早くローラーを当てるのがコツです。成功するとかなり強力にくっつきますが、念のためカシメピンで補強しました。
後は前回同様。もう慣れたものなので1日でできました。どうせ長持ちしないということが分かったのでハトメの数はかなり省略しました。伸縮性は無いのでピンと張ることはできません。このへんは素人施工の限界。
店舗ということもあり、色が白からモスグリーンになると雰囲気的に暗くなるかな?と危惧していましたが、実際は落ち着いた色で特に違和感無し、よかったです。この厚みでも多少は光が透過することもわかりました。
さあ、何年もつでしょうか?2年もってくれれば御の字かな?
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