2018年11月1日

クニペックス プライヤーレンチ


モンキーレンチとプライヤーを組み合わせたような便利工具です。

「便利工具・万能工具」と聞くと、イコール「初心者向け」とバカにしてしまいがちなのですが、このプライヤーレンチは仕事で工具を使っている人たちからの評価が高いのです。自分でも確かめてみようと思い、購入してみました。

クニペックス KNIPEX 8605-250 プライヤーレンチ



約8000円で購入。クニペックスの定番プライヤーであるコブラやアリゲーターの倍程度の価格ですので、ちょっと割高感があります。ハンドルのグリップが昔ながらの赤いビニール?のものだったらもっと安いのですが、握力が必要な工具だと思ったのでエルゴノミクスタイプのコンフォートグリップにしました。


アゴのレールと、アゴとハンドルの凸凹がミソですね。


この機構のおかげでアゴ(掴み面)が平行にスライドするわけです。



掴み面にはギザギザがなくツルっとして対象物を傷つけません。


かなり固く締まったナットを外してみましたが、すんなり外れました。


モンキーレンチだとガタがあるのでアゴが微妙に開き、ボルト・ナットをナメる可能性があります。プライヤーレンチの場合、しっかり握っていればガタが無いので安心感があります。

しかし一方で硬く締まったボルト・ナットの場合、モンキーレンチはガタ以上に開くことは無いですが、プライヤーレンチは握力が負けて開く可能性があります。ただ、レビューを見る限りでは心配することはなさそうですし、自分が触った感じでもかなり強く咥えてくれる印象です。

便利さは言うに及ばず、信頼感もかなりある印象です。しかし自分だったらやっぱりスパナレンチやメガネレンチを使うかな?仕事として工具を使う人は効率(作業時間)も要求されますので有用でしょう。プロの人たちに評価が高い理由がなんとなくわかります。私の場合はDIYオンリーなので効率はあまり問題にならないから微妙かと。

車載工具として車に積んでおくとかなり捗りそうです。ただ、そうなるとちょっと失敗だったかなと思うのは、大きすぎたこと。250mmより180mmの方が良かったかなと思いました。



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